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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

映画「スパルタカス」(1960)カーク・ダグラス主演。

 

スパルタカス」は、ローマ帝国時代に、大将軍クラサスに叛乱軍を組織して立ち上がった奴隷スパルタカスの物語。3時間以上(183分)長編映画で、途中に「インターミッション(休憩)」が入るが、「ベン・ハー」や「アラビアのロレンス」のように、飽きさせない。
 
歴史的な名作はどこか違う(笑)。俳優も豪華。
クラサスに、名優ローレンス・オリビエ
 
物語:
ローマ帝国時代。奴隷のスパルタカスは奴隷商人バタイアタスに買われ、剣闘士となり、剣闘士としての訓練を受けていた。ある日、ローマの偉大な将軍クラサスが訪れ、剣闘士の真剣勝負を要請した。スパルタカスを含め4人の奴隷が選ばれた。スパルタカスと黒人のドラバが戦い、スパルタカスを仕留める寸前にトラバはクラサスに向かって槍を投げつけたためその場で処刑される・・・。
 

歴史劇であり、ラブストーリーであり、男の嫉妬?
を描いた壮大なドラマである。
 
戦闘のスペクタクル・シーンは迫力がある。
ローマのクラサス将軍に敗れたスパルタカスなどの一群で、生き残ったのは6,000人ほど。クラサス
軍は言う。「スパルタカスガどこにいるかを指示せば、
磔は免れる」と。スパルタカスは、立ち上がる。すると、ほかの奴隷たちも一斉に「スパルタカスは俺だ」と・・・。
 
スパルタカスは、ヴァリニア(ジーン・シモンズ)と結婚し、やがておなかには赤ん坊が。クラサスは、ヴァリニアと子供を引き取り、ヴァリニアに「スパルタカスの人物」について問いただす。スパルタカスが、ヴァリニアの心を引いたのは何か・・・クラサスは、ヴァリニアの心をつかめなかったからだ。)
 
クラサスは、ローマの城外でアントナイナスとスパルタカスの親友同士二人に真剣試合をさせ、勝者は磔にすると命じた。お互いを磔にしたくない二人は必死に戦い、やがてスパルタカスは勝利し、磔にされた。
 
グラッカスは自殺を決意したが、その直前ヴァリニアとその子供を自由人にする書類を作成し、バタイアタスに託した。
 

バタイアタスはヴァリニアを連れてローマ城外に脱出したが、城門の外に磔にされたスパルタカスを見つけたヴァリニアは息子を抱いて馬車を降りてスパルタカスのもとに駆け寄り、息子は自由になったと伝えた。ヴァリニアは、スパルタカスの言葉(息子には、「父親はどんな人間で、どんな夢を持った人間だったか」と伝えること)をスパルタカスに約束した。
 
スパルタカスは静かにうなずき、やがて息を引き取った。
ヴァリニアはバタイアタスにせかされて馬車に戻り、去っていった。
 
出演:
ジーン・シモンズ:ヴァリニア
トニー・カーティス:アントナイナス
ウディ・ストロード:ドラバ
 
☆☆☆☆
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