映画は、長谷川和彦の第一回監督作品。
長谷川監督は、その前に「青春の蹉跌」(1974)の脚本を担当。
1971年に「激突!」で映画監督デビューしたスティーブン・スピルバーグに例えて、「日本のスピルバーグ」ともいわれた。
ゴジラに似ているといわれ、「ゴジ」と呼ばれるようになった。(松井選手のゴリラ・松井のようなものか。爆)
斉木順(水谷豊)は22歳。親から与えられたスナックを経営して3カ月になる。
ある雨の日、彼は父親に取り上げられた車を取り戻すため、タイヤパンクの修理を営む両親の家に向った。しかし、それは彼とケイ子を別れさせようと、わざと彼を呼び寄せる父と母の罠だった・・・。
特に親子(母と息子)の殺し合いのシーンは、ド迫力だった!
深い理由もなく、行きがかりから両親を殺してしまった青年(水谷豊)とその恋人(原田美枝子)の末路を、突き放した視点から描いている。
公開当時はかなり衝撃的な印象を持った。
ATG制作(芸術作品として制作され、公開もATG系劇場での限定公開だった)
1976年度「キネマ旬報」日本映画ベスト1に選出された。
ちなみに、「キネ旬」洋画の1位は「タクシー・ドライバー」だった。
映画の舞台は千葉県。「成田空港」という看板が出ていたが、
成田空港の開港は、2年後の1978年だった。今見ると、歴史を感じる。
スタッフ
* 監督 - 長谷川和彦
* 助監督 - 石山昭信
* 脚本 - 田村孟
* 原作 - 中上健次
* 撮影 - 鈴木達夫
* 音楽 - ゴダイゴ
* 美術 - 木村威夫
* 録音 - 久保田幸雄
* 照明 - 伴野功
* 編集 - 山地早智子
キャスト
* 斉木順 - 水谷豊
* 順の父 - 内田良平
* 順の母 - 市原悦子
* 常世田ケイ子 - 原田美枝子
* ケイ子の母 - 白川和子
* 宮田道夫 - 江藤潤
* 石川郁子 - 桃井かおり
* 日高徹 - 地井武男
予告編はこちら:http://www.youtube.com/watch?v=iAGySufp-9o
* 監督 - 長谷川和彦
* 助監督 - 石山昭信
* 脚本 - 田村孟
* 原作 - 中上健次
* 撮影 - 鈴木達夫
* 音楽 - ゴダイゴ
* 美術 - 木村威夫
* 録音 - 久保田幸雄
* 照明 - 伴野功
* 編集 - 山地早智子
キャスト
* 斉木順 - 水谷豊
* 順の父 - 内田良平
* 順の母 - 市原悦子
* 常世田ケイ子 - 原田美枝子
* ケイ子の母 - 白川和子
* 宮田道夫 - 江藤潤
* 石川郁子 - 桃井かおり
* 日高徹 - 地井武男
予告編はこちら:http://www.youtube.com/watch?v=iAGySufp-9o
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