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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「健康維持には運動」がいいようです。</span>

 
きょうは、ある業界団体の主催で、「日本の進むべき道」という少し固いセミナーに参加してきました。この団体には、以前少し関わっていたので、主催者の人たちと会うのも目的でした。
 
講師は、とても78歳には見えない元気な方でした。
講演の内容は、ブログでは触れませんが、この人の健康法というのが、凄いので、
紹介させてください。
 
講師の方はSさんとしましょう。
Sさんは、1932年生まれで、大学を出て、大手企業で定年(60歳)まで務め、
その後は、大学の講師や、専門新聞のコラム、講演などに飛び回る傍ら、昨年は
海外に6回も出かけるなど、自分の目で、各国の経済の実情などを確かめているようです。
 
Sさんによると疲労」という言葉は、辞書にない そうです。これまでに病院にかかったこともなければ、薬も飲んだことがないというのです。なぜ元気で、80歳に近いというのに、トヨタハイブリッド車で、国内はもとより、海外でも一日、数百キロも走ったりできるのか、その源泉はなにか・・・を語っていました。
 
「どうすれば人生を健やかに全うできるか?」というテーマで、講演とは別にA4で7-8枚の原稿をもらったので、一部を紹介します。
 
男ばかり5人兄弟のSさんによると「ほかの4人は、身体の鍛錬を怠ったために、次々にダウンしつつある。つまり長兄は、3年前に81歳を目前にして他界。次兄は80歳の半年前に転倒して、頸部の脊椎を損傷し、車椅子生活となった。72歳の弟は、脊椎
菅狭搾症で歩行がたどたどしく、67歳の末弟は、脳梗塞で倒れた経験があり不安。
 
このように身体を鍛え続けていないと老化が加速し、命の残り火が消えかかることになる。どうやら、われわれ兄弟にとって「運動を怠り続けた場合の寿命」は80歳前後のようである」と言います。そのあとがすごいです。ではこのSさんだけは、何をしてきたというのか。Sさん曰く。「つまり、私がもしも60歳から続けてきた日課としての1日1kmの水泳を励行していなかったら、まず間違いなく後2年前後でこの世におさらばすることになったに違いない。そうなれば、今ごろは、わずか700日前後の残り少ない日々をどう過ごせばいいか頭を悩ませていたことだろう。」
 
さらにつづけてSさんは言います。
「こうした現実は、この歳になって初めて明らかになったことであり、10年以上前には想像だにしなかったことである。つまり、身体上あらゆる面でほとんど変わることがなかった男ばかり5人兄弟のうち、4人はごく普通の生活をしており、せいぜい1日3,000~5,000歩程度しか歩かなかったのに対して、1人(=Sさん)だけがこの18年間黙々と理想とされる運動量をこなし続けてきたことになる。その結果、80年かけて具体的な答えがはじめてでてきたのである。」
 
「78歳になっても、まだまだやりたいことはあるし、講演や執筆の依頼は後を絶たない。それだけに、少なくとも、あと20年数年間は、社会のお役にたつ仕事をしたいものである。」
 
「亡くなる人というのは、亡くなる前の数年間、病気や事故が多発しているケー
スが圧倒的に多い。長兄の場合は、亡くなる前の数年間、病気や事故のほか、転倒による骨折、前立腺がん、膀胱がん、大動脈解離など様々な不具合が頻発していた」という。これらは、「もうそろそろだよ」という警告だという。
 
「病が頻発すると、薬がどんどん増える。この薬の山こそ曲者」という。「80歳を目前に他界した母親は、食事のたびに片手一杯の薬を飲んでいた。いや、飲まされていた。医者にとっては、薬を処方すれば儲けになる。患者も薬を欲しがる。ついつい野放図に渡す。」「薬の副作用も怖いが、薬類の相乗効果が遥かに恐ろしい。」
 
人の寿命を決定づけるのは、年齢と身体ではなく「血管」にある。「人は生まれてからの年数で年齢を数えるが、命と直接かかわる年齢は「血管年齢」である。70歳の人で、±20歳の開きがある。」
 
ではどれくらいの運動をすればいい。
厚生労働省(厚生省)は、基準として、40歳代・体重60kgの男子の場合、買い物・散歩なら、3時間20分、自転車なら2時間、ゴルフなら1時間40分、体操なら1時間25分、階段の上り下りなら1時間6分、水泳なら38分の運動を週に3回が理想と定義」
78歳のSさんが、血管を、病院で調べてもらったところ、20歳代並みだったと、医師が
感心した」という。Sさんは、甘いものも大好き、辛いものも大好き、これまで、好きなだけ食べてきても、血圧は少しも上がらないというから驚き!
 
タバコについて。喫煙は「自殺行為」ですって(Sさんは、30代後半で、きっぱりタバコをやめたとのこと。fpdは、これまで一度も(never, ever)吸ったことがないのが自慢。
水泳はやっているのか。2009年春ごろから半年続けたが、現在休止。再チャレンジしようかな。)
 
アメリカでは「デブ」と「喫煙者」は雇用しないという会社が多い。fpdの体験でも昔、アメリカの某IBMという会社の経営幹部は、確かに皆スマートだった!(笑) 日本の国は、「医療費の負担が高い。赤字財政の大きな要因。タバコを吸い過ぎて病気になった人まで、国が医療費を負担。自制心がなく、吸い続ける人には、2-3倍取る必要がある。」(fpdが言っているのではないですよ)。
 
女性の化粧も「度合いがますます増えるのは良くない」という。女性の顔の皮膚を形成している細胞の内の半数には、酸素と栄養が行きわたっておらず、肌の衰えがはっきりするからである。週3回以上理想とされる運動量をこなすと、素肌でも顔はピンク色に染まり「血色がいいですね」とほめられるようになる。したがって、活き活きとした肌を人にみせたいのなら、それ相応の運動を続けて自然の皮膚を作り上げるようにすればよいが、おっくうな人たちは、手っ取り早く白粉でごまかそうとする」(笑)。
 

「90歳を超えた中曽根康弘・元総理大臣や、吉永小百合さんが65歳でも、50歳程度にしかみられないのも「水泳」を日課にしているのだ。」 吉永さんの水泳の日課というのは、TVでもときどき紹介されているので知っていたが、内面からスポーツで鍛えているので、美しさも違いますね。
 
「グルコサミンの広告が目につく。血圧を薬で下げようというものだが、運動もしないで薬だけに頼っても、細胞は活性化しない。」
 
「人間は、”動物”の一種だが、動かなくなれば、動物ではなくなる。当然、人間でもなくなる。人間が人間らしく生き抜くためには、意思を明確にし、己に鞭打たなければならない。」
 
うーむ、なかなか、自分に甘いのが人間だが、鞭を打つかな。
週に3回、水泳か・・・。
ビシ、バシ~、ローレン、ローレン、ローレン~、ヤァ~!(あ、違う)。
 
文字が書ききれなくなり、この辺で(笑)。