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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「ビフォア・サンセット」(2004)を再見。</span>

 

 
ビフォア・サンセット」(2004)をまたみてしまった。
 
2回見て、さらにこの映画の良さが、わかった。
 
ほとんどのシーンがロング・カットで、会話だけで進行。
今回は、主演の二人も脚本に参加したということで、長いセリフも驚きだが、現実の恋人同士が話している会話をそのまま聞いているような印象。しかし、男だったら、ほとんどイーサンに感情移入しているに違いない。
 
「ビフォア・サンライズ」(1995、元のタイトルは「恋人までの距離(ディスタンス)」)にしても続編の「ビフォア・サンセット」(2004)にしても、監督は、主役二人の会話だけをメインにして、無駄な登場人物や、周りの会話を排除しているのが特徴だ。
 
ドラマチックな展開があるわけではない。
 
それでいて、大人のラブストーリーといってもいい。
 
「ビフォア・サンライズ」の時に味わった、その後どうなっただろう、という観客は、実際の年月である9年間も待たされて、ようやく続編で、「その後」を知ることになる。
 


 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
9年間の間、あの二人がどのような人生を歩んでいたか、9年ぶりにパリで再会するが、「ビフォア・サンセット」のエンディングもまたしても、「そのあとは?」と気になってしまう。さらに、第3弾もあるという。
 
この映画の主役、イーサン・ホークジュリー・デルピーは、映画ではまったく自然で、会話だけのキャッチボールで、映画として面白いのは、驚きだ。
 
ジュリー・デルピーは、この映画の後、監督業に進出して、2007年にパリ、恋人たちの2日間2 days in Paris (2007)で、監督・脚本・製作・編集・音楽・主演を果たしている。これもみてみたい。
 
「ビフォア・サンライズ」「ビフォア・サンセット」は、ともに”参ったな”と思うような、素晴らしい映画で、自分が疑似体験しているような映画ですね(笑)。
 
ビフォア・サンセット」のラストシーンについては、喧々諤々あるようです。
そりゃあそうでしょう(爆)。
 
飛行機の時間が迫っているのに、男は「わかっている」といって、歌い続ける女を
見つめる・・・。この雰囲気。
 
映画も、ラブストーリーだが、ラブシーンは一切ない。
そこが切ないと言えばせつないところだが、十分に伝わってくる。
 
 
オーマイ・ゴッド!の2本でした!
 
 
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