興味ある人は、こちらで見られます:http://gyao.yahoo.co.jp/p/00012/v08963/
キャストが魅力的だ。
中国でナンバーワンのイケメンといわれる黄暁明(ホワン・シャオミン)が、クール。かつてのハンフリー・ボガ‐ト並みのハードボイルドな許文強(シュ・ウェンチャン)役を演じている。
上海の世界の半分を牛耳る上海のドン、馮敬堯(フォン・ジンヤオ)役には李雪健(リー・シュエチェン)が扮しているほか、女優陣が魅力的だ。ドンの愛人で、上海で影響力を持つ方艶雲(ファン・イェンユン)を演じる陳数(チェン・シュー)は、かつて大学生のころ、北京で許文強と政治デモに参加していた恋人同士だった。 一方、ドンの娘、馮程程(フォン・ツンツン)役の孫儷(スン・リー)は、誘拐されたところを許文強に救われ、次第に許に好意を抱き始めるのだが・・・。
軽快なストーリー展開、「ゴッドファーザー」を思わせる家族、マフィア・ファミリーの絆、ラブストーリーなどが展開されていく。
それにしても、上海という都市は、1930年代には、このドラマに描かれているような弱肉強食の世界であり、上海マフィアが支配していたのか・・・。
警察署長も、商工会の会長もマフィアのドンの息がかかっており、ビジネスをするには売り上げの1割をマフィアに上納するのが慣例の時代だった。学生運動家だった許文強は北京時代に恋人だった方艶雲を探しに上海に来るが、やがて、マフィアの抗争に巻き込まれていくことになる。
策略、陰謀、駆け引き、裏切りに満ちた世界で、許文強はいかにして生きていくかがテーマの一つで、見どころが多い。しばらく目が離せません(爆)。
登場人物:
許 文強(シュー・ウェンチャン):
北京で学問を積んだ後、かつての恋人を探しに、上海へ。
馮 程程(フォン・チェンチェン):
誘拐されそうになったところを許文強と丁力に助けられる。文強に惹かれる。父親は上海一のマフィアだが、それが原因で母が亡くなったこともあり、良く思っていない。
丁力(ディン・リー):
梨売りの青年。母の命の恩人である文強に多大なる恩義を感じ、弟分となる。母親思いで楽天家、気が弱いところもあるが、自身曰く「やる時はやる男」。
方 艶(ファン・イェンユン):
許文強のかつての恋人。上海の社交界の華として多くの男性から熱い視線を送られている。
馮 敬堯(フォン・ジンヤオ):
上海マフィアの頂点に立つ男。
祥叔(シャン):
馮敬堯の側近。
下手な日本のドラマよりも面白い。
(追加)結局無料放送の「21話」までは全部見ました。残り半分は、有料とか。がく・・・。
このドラマの俳優は、なかなか味わいがある。
とくに、ボスに仕えるシャン役は、ボス(60歳)より4歳年上だが、
若いころから仕えていて、「ゴッドファーザー」の弁護士トム・ヘイゲン(ロバート・デュヴァル)を思わせるような有能な人物をうまく演じている。