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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「余貴美子」・・・2年連続で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞受賞。</span>

 
 
余貴美子は、初めてその存在を知ったのは、10年以上前だったかテレビの「サスペンス劇場」だった。
 
脇役で、いまではその存在感が光っており、「おくりびと」と「ディア・ドクター」で、2年連続で「日本アカデミー賞」の最優秀助演女優賞を受賞している。
 
来年、まさかの3年連続だってあり得るかも(笑)。賞を獲った人が翌年の「プレゼンター」になるのだが、今年の表彰の時に、自分のことを「最優秀助演女優賞は、余貴美子さん」と言って、自らトロフィーを受けていたのが印象的だった。しかも、普通は照れるものだが、決してそのようなことはなく、獲れるものなら、いくらでも受賞したいといった、演技賞へのいい意味の貪欲さがにじみ出ていた。
 
賞の常連という意味では、日本のメリル・ストリープになってほしい女優さんだ。
 
素顔は、整った顔立ちのようだが、映画となると、まるで生活感がにじみ出て、目の演技だけでも、すばらしい。「ディア・ドクター」では、偽医者につかえて、医者に目で合図を送るところなど、ぞくぞくものの演技だった。その前の「おくりびと」では、葬儀屋の事務員として、陰影のある訳ありの女を演じて存在感があった。
 
新作の「孤高のメス」が早く見たい(→見ました!演技がまたすごかった)。
 
主な出演作品:
 
噛む女(1988年)
Aサインデイズ1989年)
ヌードの夜1993年)
夜逃げ屋本舗1993年) 
学校の怪談1995年)
GONIN21996年)
不機嫌な果実1997年) ☆☆☆
あ、春1998年) 
学校 (映画)1998年)
新・仁義なき戦い2000年) 
自殺サークル2001年) 
おぎゃあ。2002年) 
AIKI2002年) 
パッチギ!2004年) ☆☆☆
ビートキッズ2004年)
珈琲時光2004年) 
Tokyo Tower2005年)  ☆☆☆
ガラスの使徒2005年)
パッチギ!2005年) ☆☆☆
椿山課長の七日間2006年) 
となり町戦争2007年)
歌謡曲だよ、人生は2007年) ☆☆☆
愛の流刑地2007年) ☆☆☆
茶々 天涯の貴妃2007年) 
丘を越えて2008年)
おくりびと Departures (2008年) ☆☆☆☆
ディア・ドクター2009年) ☆☆☆☆
食堂かたつむり2010年) 
孤高のメス2010年)
☆☆☆☆
悪人(2010年)☆☆☆☆