「クヒオ大佐」(2009)は、昨年10月公開された日本映画。
華麗なる経歴と流暢な日本語で次々と女性をだますクヒオは、今は弁当屋の女社長・しのぶ(松雪泰子)を夢中にさせているにも係わらず、博物館のエリート学芸員の春(満島ひかり)や銀座のホステス・未知子(中村優子)もその毒牙にかけようとしていた。しかしそんな中、しのぶの弟・達也に、クヒオが詐欺師だと見抜かれてしまい・・・(HPより)。
動きも、姿勢をただした、やや滑稽な(チャップリンのような)歩き方。
普段は、腕立て伏せなどで、身体を鍛えている。
そんなに簡単に女性をだませると思い込んでいるのか、不思議な気がするが、そこは映画。
実際にあった結婚詐欺事件をモデルにしているようだ。堺のたんたんとした、女たらしの言葉が続く中、嘘を現実と思い込んだような絶叫の怪演も見せる。安藤サクラも出演。
現実と空想の交じったシーンも登場。
いちずで疑うことを知らないしのぶは、一緒に死のうと言い出して、毒キノコをお互いに食べることになるが・・・。
銀座の高級クラブのホステスは、クヒオが金があるとみて、逆に自分の独立をサポートしてもらおうと思うが・・・。インチキを見抜いており、おバカな「クヒオ」と陰で笑う。
このところ、男優では堺雅人の映画を立て続けにみている(気がする)。
あらゆる映画で、“熱い”演技を見せる。
「ゴールデン・スランバー」では、見えない敵に追われる恐怖を体現。
「南極料理人」では、8人の男たちで、南極に1年半暮らし料理を担当するが、帰国後は元の平凡生活に戻る。
「ジェネラル・ルージュの凱旋」では、独特の語り口で、自分を陥れようとする輩と対峙する。
「ジャージの二人」では、親子の息子を演じて、ゆったり、まったり感を、うまく演じていた。
「クライマーズ・ハイ」では、熱血漢ぶりを演じた。
日本映画の注目男優の一人だ。
主な出演映画:
- 火星のわが家(2000年) - 中島透 役
- ひまわり(2000年) - 平野雄一 役 ★★
- 張り込み(2001年) - 荒川ヤスオ 役
- The Goddess of 1967(2001年)
- ココニイルコト(2001年) - 前野悦朗 役 ★★
- 太郎(2002年) - サトシ 役
- 壬生義士伝(2003年) - 沖田総司 役 ☆☆☆
- ハチミツとクローバー(2006年) - 花本修司 役 ★★
- スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ(2007年) - 平重盛 役 ★★
- 壁男(2007年) - 仁科光 役(主演)
- アフタースクール(2008年5月24日公開) - 木村 役 ☆☆☆☆
- クライマーズ・ハイ(2008年7月5日公開) - 佐山達哉 役 ★★
- ジャージの二人(2008年7月19日公開) - 功 役 ☆☆☆
- ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年3月7日公開) - 速水晃一 役 ☆☆☆☆
- ラッシュライフ(2009年6月公開) - 黒澤役 ★
- 南極料理人(2009年8月公開) - 西村淳役(主演) ☆☆☆
- クヒオ大佐(2009年秋公開) - クヒオ大佐 役(主演) ☆☆☆
- ゴールデンスランバー(2010年公開) - 青柳雅春役(主演) ☆☆☆
- 武士の家計簿(2010年) - 猪山直之役 (主演) ☆☆☆
- 行け!男子高校演劇部(2011年)※カメオ出演
- 日輪の遺産(2011年) - 真柴少佐 役 ☆☆☆
- ツレがうつになりまして。(2011年) - 崎幹夫 役 ☆☆☆
- 鍵泥棒のメソッド(2012年) - 桜井武史 役 ☆☆☆☆
- その夜の侍(2012年) - 中村健一 役 ★★
- 大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇](2012年) - 右衛門佐 役
- ひまわりと子犬の7日間(2013年) - 神崎彰司 役
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:
ついでにクリック・ポン♪。