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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「パリの恋人」(原題:Funny Face, 1956)</span>

オードリー・へプバーンの初のミュージカル出演映画「パリの恋人」(1956)は、タップ・ダンス、踊りの名人、フレッド・アステアと共演。オードリーは、アステアに負けじと、元バレリーナの特技を活かしてダンスに取り組んでいる。
 
黒づくめのモダン・バレエ風のナンバー、“基本的共感主義”がいい。
オードリーの踊りも軽快。
 
およそ40年近く前に一度劇場で見ているが、エッフェル塔凱旋門の前で踊っている姿くらいは覚えているが、内容はほとんど忘れていた(笑)。
 
今回、見直してみて、オードリーの永遠の妖精といわれるゆえんがわかった。
ピュアで、可憐なところは、この映画の3年前となる「ローマの休日」と変わらない。
 
物語は、ファッション雑誌の撮影に乗り込まれた古本屋のオードリーが、カメラマンのアステアにスカウトされトップモデルとなる話。そもそも、モデルになる気はなかったが、パリに行けるということと、心酔する“共感主義”で名高いフランスの教授に会えるということで、引き受けたのだったが・・・。
 
ところが途中で自らの実存の虚しさに気づき、行方をくらましたりもするが、最後にはハッピーエンドを迎える。
 
映画の原題は“ファニー・フェイス”。
 
自分の容貌を気にするオードリーに、アステアが“君はユニーク”と賞賛してそう呼んだのだが、いい意味で、コケティッシュとか愛嬌があるという意味かもしれない。
全編カラフルな映画だ。




 
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