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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「上海レポート」⑦(最終回、fpd前・特派員)</span>

はじめての今回の中国の出張。
それも3泊4日(1日は完全に移動日で、帰りも午前中少し時間があった程度で正味2日間)のあわただしい旅でした。
 
ツアーなどで行った場合は、限られた時間で効率よく名所を回れるのでしょうが、やはり地元に住んでいる人との食事・飲み会が一番、いろいろなことが理解できていいですね。今回も、6年間も上海に単身赴任している人や、同行した私の会社・社長の中国人の友人(日本語完璧)などと会食して、新たな発見がたくさんありました。
 
13億人の中国ですから、平均的な日本と異なり、いい面・悪い面、いい人・悪い人(爆)混在しているのは仕方がないでしょうね。台湾に出かけることが多く、同じ中国人ということで、考え方、習慣などはかなり分かっているつもりですが、いいところは、「友人」を大切にするということでしょうか。これはすごい。学生時代の仲間、仕事仲間、飲み仲間(笑)、家族・親せき、これらの人々とのつながりは強固です。携帯などで、常に連絡を取り合っている。人間の最大の財産は、友人というふうに(かっこよくいえばですが)考えていますので、これは、見習いたいところ。
 
しかし、しかし・・・。
 
ビジネスの面では、徹底した個人主義のお国柄。
昔流のバックマージン、袖の下がないと、なかなか結びつかないという現実も。
 
話は変わりますが、中国料理というのは、やはり豊富でおいしい。世界中どんな田舎の都市に行っても、ないところはないくらい。海外の日本食はあてにならない(中国の日本食はやめたほうがいいと、住んでいる日本人、日本に住む中国人などから言われた)。純日本の居酒屋は少ないようで、今回はその店に行ってみて、味が変わらなかったのは幸運でした。
 
中国語の漢字が面白く興味深い。
 
発音に似た漢字をあてはめている。車で郊外の田舎に行った時のこと、マクドナルドなら安心と入ったところ、同行者いわく、肉はおすすめできないというので、「ホットケーキ」や、フレンチフライなどを注文。
 
「ホットケーキ」の中国語は、なんと「熱香餅」(うまい!座布団1枚!)。
 
展示会場で、日本から同行した中国人、Tさん(日本語完璧)との会話で、「モナクはね、モナクは・・・」ということが最初理解できなかった。ふと、会場の立て看板を見て、「これか」と思った漢字は、「慕尼黒」のことで、ミュンヘンのこと。
 
Munchen(uの上にウムラウト)は英語ではmunich(ミュニック)で、ムニックの発音から・・・というわけ。
 
妮可基曼が、Nicole Kidmanと言われても(爆)。