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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「クローズド・ノート」(2007)</span>


クローズド・ノート」は、2007年の行定勲監督(「世界の中心で、愛をさけぶ」)の作品。

最近、一番気になる女優、竹内結子の出演作品ということで見た(あれ、麻生久美子はどうしたの、という声が聞こえそうです=爆。もう飽きたのかとは言わないでください)。

竹内は「チーム・バチスタの栄光」その続編「ジェネラル・ルージュの凱旋」を見て、ダメ押しの「なくもんか」が決定打となりました!


別々の話が、ある点で結びつき、意外な展開となる、ハートフルなラブストーリーである。脚本がよく、引っ越し先に、置き忘れられた日記帳(ノート)の中に記された男・たかしに対する想いが、点と点が線になって交差する。出会うまでは、すれ違っても存在すら気にならなかったが、「意識」した時から、はじめて出会いがはじまる・・・というのがテーマのひとつでもあった。

この映画が当時、有名になってしまったのは、皮肉なことに主演の沢尻エリカが、劇場の初日舞台あいさつで、マスコミの質問に「別に」とふて腐れて答えて、終始腕組みして、うつむいていた態度が悪いと、マスコミから大・大バッシングを受けたことだった。

沢尻エリカは、当時長澤まさみ堀北真希宮崎あおいとともに、20歳前後の若手4羽ガラス(勝手に
fpdが命名)の一人で人気があった。なかでも、沢尻は、一部で熱狂的なファンが多く「エリカ様」と称されていた。

その後、事務所とのトラブルなどで、解雇されたり、現在第一線を退いている。
それはともかく、「クローズド・ノート」では、場外のふてくされ態度とはがらりと異なり、まじめな教育大学の学生。

小学校教員志望の大学生・堀井香恵(沢尻エリカ)は、アルバイト先の文具店で万年筆を買いに来たイラストレーター・石飛隆作(伊勢谷友介)と出会う。香恵は絵を描くのに最適な万年筆を探す石飛に、次第に惹かれていく。

香恵の家には、その家の前の住人の忘れ物と思われる一冊のノートがあった。初めは読むつもりはなかったが、友人の葉菜が留学したこともあり、ふと寂しさに襲われた香恵はそのノートを読んでしまう。

そこには、そのノートを置き忘れた前の住人で小学校教師・真野伊吹(竹内結子)と生徒達との交流の日々、そして最愛の人“たかし”への溢れる想いが綴られていた。ノートを読み進めていく内に香恵は、伊吹の考え方・生き方に共感するようになる。しかし、そこには驚くべき事実が隠されていた・・・(HP)。

沢尻のかわいさの中に秘めたちから強さ。竹内結子は、小学校教師、伊吹役で、生徒たち一人一人に「努力賞」「エンタテイナー賞」「伊吹賞」などのリボンを作って首にかけてやるなど、手作りの教育を実践。生徒から慕われる教師を好演。

落ち込んだ時は、自身の胸に握りこぶしで、こんこんと胸を叩くポーズをするが、これを生徒たちもまねをするところがほほえましい。香恵(沢尻エリカ)は、伊吹の生き方に共感を覚えていく・・・。

映画に登場する音楽が素晴らしい。

まずは、なつかしいロシア民謡「ともしび」。映画では、香恵がマンドリンで弾く。
生徒たちと先生が一緒に歌う「翼をください」もいい。



堀井香恵 - 沢尻エリカ
石飛リュウペンネーム)/隆 - 伊勢谷友介
夏目涼 - 黄川田将也
池内ハナ - サエコ
水原君代 - 山口愛
鹿島 - 田中哲司
山崎星美 - 板谷由夏
君代の母 - 粟田麗
中沢正道 - 石橋蓮司
瀬川 - 篠井英介
喜一郎 - 中村嘉葎雄
可奈子 - 永作博美
真野伊吹 - 竹内結子


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