昭和の名司会者だった玉置宏(たまおき・ひろし)さんが11日午前10時33分、脳幹出血のため死去した。76歳だった。
玉置さんといえば、音楽番組の草分け的な番組「ロッテ歌のアルバム」の名司会者ぶりで人気を博し、
番組の冒頭に挨拶代わりに話す「1週間のごぶさたでした」があまりにも有名。
玉置さんといえば、音楽番組の草分け的な番組「ロッテ歌のアルバム」の名司会者ぶりで人気を博し、
番組の冒頭に挨拶代わりに話す「1週間のごぶさたでした」があまりにも有名。
ベテラン司会者の玉置さんの“体調不良”は去る2月6日に各メディアが一斉に報じていた。8日には、玉置さんの息子さんである雅史氏が「現在、玉置宏は神奈川県内の病院に入院しております」とコメントを発表していた。
玉置さんは1956年大学卒業後、文化放送にアナウンサーとして入社。
1958年よりフリーとなり司会業に専念し「ロッテ歌のアルバム」(TBS系)のほか「象印スターものまね大合戦」(テレビ朝日系)、「にっぽんの歌」「昭和歌謡大全集」(テレビ東京系)、「玉置宏の笑顔でこんにちは!」「玉置宏の芸能伝説」(ニッポン放送)、「ラジオ名人寄席」(NHKラジオ第一)などの長寿番組を担当していた。
日本司会芸能協会名誉会長だった。
よく通るアナウンサーらしい軽妙な話術が印象的でした。
ご冥福をお祈りいたします。