レッド・カーペットでは・・・。
第67回ゴールデングローブ賞の各賞が日本時間18日に発表され、世界中で大ヒットを記録しているジェームズ・キャメロン監督の3D映画「アバター」が作品賞と監督賞を受賞した。
アカデミー賞の前哨戦といわれるゴールデングローブ賞。
アカデミー賞の前哨戦といわれるゴールデングローブ賞。
今回の注目は、昨年12月に公開されたばかりにもかかわらず、すでに歴代2位の興行収入を記録している大ヒット映画「アバター」。前作「タイタニック」でも各賞を総なめにしたジェームズ・キャメロン監督が、構想に14年、製作に4年を費やしたという3D超大作。
この作品が前評判どおりに最優秀映画作品賞と最優秀監督賞を獲得。見事2冠に輝いた。これを受け、2月2日にノミネート作品が発表され、3月8日に授賞式が行われるアカデミー賞の受賞にも期待が高まっている。
「アバター」のほかには、「カールじいさんの空飛ぶ家」「クレイジーハート」が「アバター」と並び最多となる2部門での受賞を果たした。
「アバター」のほかには、「カールじいさんの空飛ぶ家」「クレイジーハート」が「アバター」と並び最多となる2部門での受賞を果たした。
外国語映画賞は「ホワイトリボン」が受賞。
ゴールデン・グローブ賞は、ハリウッド外国人映画記者協会(HFPA)会員の投票によって選ばれ、アカデミー賞の前哨戦となる各映画賞の中でも特に注目度が高い賞の1つ。映画はドラマ部門、ミュージカル・コメディ部門に分かれて選定される。ミュージカル・コメディ部門の最優秀作品賞は『The Hangover』(原題)。
ドラマ部門:
最優秀アニメーション賞と最優秀楽曲賞(マイケル・ジアッキノ)に『カールじいさんの空飛ぶ家』。
有力候補の1つと目されていた『ハート・ロッカー』は無冠、最多5部門で候補となった『マイレージ、マイライフ』は最優秀脚本賞のみ受賞で、今年は昨年の『スラムドッグ$ミリオネア』のような圧勝ぶりを見せる作品はなく、まんべんなく賞が行き渡った。
「NINE」の無冠は、残念!
アカデミー賞で逆転はあるのか・・・。