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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">「不毛地帯」(第9話)・・・壱岐がNYへ。10話でついに千里と。</span>

連続ドラマの常で、いつも「いいところ」で終わる(笑)。

視聴率が低調というのが気になる。テレビ・ドラマとしては、相当の制作費をかけていると思われる。
テレビに流れる韓国と米国の自動車の提携なども、それだけでニュース映像として流したりしている。

次回の10話では、お互いに思いを寄せる壱岐と千里がNYで逢うことになる。そして、その展開が気になるが・・・。

それは次回の楽しみとして「不毛地帯」(第9話)では、壹岐正(唐沢寿明)は、妻の佳子(和久井映見)を事故で失ったつらさから逃れるためにさらに仕事に没頭していく。

近畿商事社長の大門(原田芳雄)は、そんな壹岐にアメリカ近畿商事の社長としてニューヨークに駐在してはどうか、と持ちかける。

そんななか、ニューヨーク行きを決心した壹岐は、交換条件として、千代田自動車とフォーク社との提携を実現させたいと大門に願い出る。その夜、壹岐は、娘の直子(多部未華子)にニューヨーク赴任の話を伝える。すると直子も話したいことがあるという。そこで直子は、鮫島辰三(遠藤憲一)の息子・倫敦(石田卓也)と結婚したい、と切り出す。

直子が小さいときは、シベリア抑留で、直子を背中におぶることもできなかった壱岐は、娘を背中に
おぶる・・・。

物語は、スピーディに展開する。壱岐の娘の直子は、先方の両親(鮫島)の反対を押し切って結婚。

壹岐は、アメリカ近畿商事の社長に就任し、2年半が経過。フォーク自動車と千代田の提携に向けて策を練る。だがフォーク担当者との面会さえかなわず、提携は困難を極めるが、ついにフォーク会長に面会する機会を得る。

NYの大きな仕事は、フォーク社と千代田自動車との合併を実現させること。フォーク会長との面談で
会長から「委任状」のサインをもらうことに成功するが・・・。

唐沢がだんだん貫禄を増している。「白い巨塔」でもそうだったが、当たり役の田宮二郎と比べると
やや力不足ではないかという心配があったが、徐々になりきり、好演していた。今回の壱岐は、映画版の仲代達矢に対して、引けをとらないほどになっている。

壱岐が成功を収めたことで、里井副社長は、立場が弱くなってきた。


紅子(天海祐希)、千里(小雪)の二人の女優が、俄然物語りに絡んできて、ドラマを盛り上げてきた。
どちらも壱岐に想いを寄せるが、紅子は、壱岐のアパートに押しかける。壱岐に迫るが、壱岐が冷静で
いるのに対して「いくじなし!千里さんが好きなら一緒になればいい」と言い放つ!

千里は結婚したとばかり思っていた壱岐だったが、紅子から「千里は婚約を破棄した」と知らされ、
動揺する。その頃、千里は、思い切って、壱岐に対して手紙を投函する。それまで、出そうとしたが
思いとどまり、ついに意を決したのだった。

次の第10話では、NYで「壱岐さん」といって、壱岐の前に現れる千里の姿がある。
そして、ついに・・・(予告編で見てしまった。爆)

(社会派・経済ドラマで、メロドラマではないっていうの!?)