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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「チーム・バチスタの栄光」(2008)</span>

ジェネラル・ルージュの凱旋」が面白かったので、このシリーズ第1作の「チーム・バチスタの栄光」をきょう見た。劇場公開は、昨年の2月だった。医療の現場の人間関係や、思惑などを描いているが、豪華キャストによるドラマとしては、見応えがあった。 個人的には、堺雅人が出演している「ジェネラル・ルージュ」のほうが、インパクトがあったが・・・。





物語:
通常、成功率が60%といわれる心臓手術「バチスタ手術」(バチスタ博士に由来)を26例連続成功させていた、東城大学付属病院の専門集団「チーム・バチスタ」だったが、ある時から、その手術が3例連続で失敗するという事態が起きたのだ。 

なぜ? 
原因は、偶然の事故に過ぎないのか? それとも意図的な“殺人”か? 

心療内科医の田口(竹内結子)は、院長(国村隼)の命で手術失敗の内部調査を行うことになった・・・。

聞き取り調査の結果、田口は単なる事故として調査を終了しようとするが、そこに厚生労働省の白鳥(阿部寛)が現れて、事態は思わぬ方向へと展開する・・・。

バチスタ手術失敗の原因を追う心療内科医・田口と厚生労働省の役人・白鳥の凸凹コンビの奔走ぶりを中心に描いていく。

医療の手術現場では、専門用語がぽんぽん。
田口は、そうした用語に熟知していないため、専門チームの面々が、説明し、観客にも
理解できる。心臓を一旦停止させて、手術を施し、「再鼓動」させる・・・。

うまく手術が成功し、屋上で田口が医師と会話するシーン。
田口(心臓が再鼓動しない時の緊張に、思わず「心臓が止まるかと思いました」
医師:「・・・。それって、ギャグ?」

視野の欠損を抱える医師。
視野の下半分が見えない。握手をしようと手を差し伸べても気が付かない・・・。
いろいろなことが、解けていく謎解きのプロセスが面白い。

テレビでもシリーズで放送され(未見)人気となったようですが、近年テレビと映画というケースが多いですね。「相棒」など。こうしたシリーズものは、脚本と俳優のキャラクターで決まることが多い。
日本映画も、今年は面白くなっているので、年末に何本か見よう。

出演:
田口公子 - 竹内結子
白鳥圭輔 - 阿部寛
桐生恭一 - 吉川晃司
鳴海涼 - 池内博之
酒井利樹 - 玉山鉄二
大友直美 - 井川遥
羽場貴之 - 田口浩正
氷室貢一朗 - 田中直樹
垣谷雄次 - 佐野史郎
藤原真琴 - 野際陽子
黒崎誠一郎 - 平泉成
高階権太 - 國村隼
有働喜三郎 - ベンガル
星野響子 - 野波麻帆
市川留蔵 - 上田耕一
キク - 上月左知子
足立 - 森下能幸
鮫島 - 小林聡
井川 - 並樹史朗
斉木 - 山中崇
小倉勇吉 - 山口良一
アガピ・アルノイド - アミル
吉村真菜 - 小野花梨
仁科裕美 - 橋本亜紀
病院・事務スタッフ - 根本美緒
取材リポーターA - 久保田智子