fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「同窓会」(2008)</span>


セリフがすべて方言(長崎弁)で参ります(笑)。
テレビドラマ「花より男子2」の脚本家、サタケミキオが初監督した大人向け青春映画。

ある30代の夫婦の離婚をきっかけに巻き起こる人生の悲喜こもごも。

1980年代の風俗が映し出される。宅間孝行の名前で俳優としても活躍する監督自身が初主演した。
妻役は、永作博美が明るく演じている。活躍中の永作を映画で見るのは初めて。

映画の最初に、「勘違いは 人生最高の悲劇であり 喜劇である」という言葉がある。
この意味は途中で、観客は知ることになるが主人公は気がつかない・・・。


若手新進女優(佐藤めぐみ)と不倫中の映画プロデューサー南(宅間孝行)は、ある日妻の
雪(永作博美)に離婚話を切り出すが・・・。

2人は高校時代からの初恋を実らせて、見事ゴールインしたが子どもには恵まれず、
あっさりと離婚が成立する。だがその昔、男性たちのあこがれのマドンナだった雪への南の
裏切りを知った高校時代の仲間たちは、激怒する。

しかし、最後には「同窓会」で、あるプランを計画する。

映画のタイトルのあとにあった、"勘違い"がもたらした悲喜劇。
もう一つの“勘違い”も、同窓会メンバーをあっといわせ、目を点にさせた!(笑)。

映画は、たんたんとしてあまり面白くないなと思っていたら、最後の10分間で、
映画の意図、中身が凝縮されていて、面白かった。




☆☆☆