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<span itemprop="headline">映画「ファーゴ」(1996)</span>


「ファーゴ」(原題:Fargo)は1996年製作のアメリカ映画。コーエン兄弟製作映画。

ノースダコタ州の都市ファーゴとその周辺を舞台に、狂言誘拐をめぐる人間模様を描いたブラック
コメディ風サスペンス。

コーエン兄弟の代表作ということで、気になっていたので、見た。

映画のタイトルは「ファーゴ」だが、実際に映画中でファーゴが舞台となるのは冒頭の酒場のシーンだけ。物語は殆どミネソタ州ミネアポリスやブレーナードを中心に展開している。コーエン兄弟はファーゴをタイトルに選んだ理由について、「ファーゴ」の方が「ブレーナード」より面白そうだったからという単純な理由のようだ(HPより)。

映画の始めに「これは実話である」という文章があり、名前を変えてあるが、事実をもとに忠実に再現
している、とある。ところが、このような事実は無く、物語は完全なフィクションという。

狂言誘拐が巻き起こす悲喜劇を扱った作品で、誘拐はコーエン兄弟が好んで描くテーマのようだ。


同年度のアカデミー賞では作品賞を含む7部門の候補となり、そのうち主演女優賞(フランシス・マクドーマンド)、脚本賞の2部門で受賞した。マクドーマンドはこの映画で初めて見たが、身ごもった警察官の役柄で、熱演、アカデミー賞主演女優賞に輝いた。
アカデミー賞主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンド

日本では1996年度のキネマ旬報外国語映画ベスト・テン第4位にランクインした。
1998年にアメリカ映画協会が選んだ映画ベスト100中第84位にランクインした。

ストーリーは、大金を必要とした男、ジェリー・ランディガード(ウイリアム・H メイシー)が、お金で協力者2人を雇って、妻を誘拐させ、資産家の義父(妻の父)から、身代金を巻き上げようとするのだが、協力する二人が、思いもかけない行動に出て・・・。

コーエン兄弟監督の「ノー・カントリー」と同様、連続殺人が繰り広げられるが、常軌を逸した残虐
シーンがあり、気が弱い人にはお勧めはできないかも知れない(笑)。

コーエン作品は、「オー・ブラザー」にしても、すんなり映画に入り込めない、どちらかといえば
苦手な監督の一人だ。(爆)。

主役のウイリアム・H.メイシーという俳優は、よく見る顔。


←よく見る俳優、ウイリアム・H メイシー



Fargo (Trailer)

キャスト:
フランシス・マクドーマンド:マージ・ガンダーソン
ウィリアム・H・メイシー:ジェローム・“ジェリー”・ランディガード
スティーヴ・ブシェミ:カール・ショウォルター
ピーター・ストーメア:ゲア・グリムスラッド
クリステン・ルドルード:ジーン・ランディガード
ハーヴ・プレスネル:ウェイド・グスタフソン
ジョン・キャロル・リンチ:ノーム・ガンダーソン





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