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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「容疑者Xの献身」(2008)</span>


昨年の今頃公開された映画でしたが、ようやく見ました。

テレビのドラマ「ガリレオ」は見ていませんでした。

その役柄コンビによる「容疑者Xの献身」では、人生に絶望していた高校教師(堤真一)が、殺人を犯してしまった隣人の母(松雪泰子)と子を救うべく、頭脳を生かして完全犯罪を打ち立てるが・・・。

テレビ・ドラマの劇場版は、単なる映画への焼き直しでは面白くない。

「容疑者Xの献身」は、昨年の邦画では、様々な賞を獲得している1本で、
それなりに、見ごたえがありました。


隣人というだけで、自分を犠牲にして守ろうとした“動機”の第一歩が、ラスト近くで明らかになります。

堤真一演じる高校教師が、犯人として、これから裁かれるというときに、
松雪が、「なぜそこまでするのか(献身するのか)、自分も罪を償う」
と現れたときの、堤の慟哭、嗚咽の演技は迫力がありましたね。

松雪は、「フラガール」に続く名演を見せたが、堤も最近「クライマーズ・ハイ」など
演技派として不動の地位を築いているように思われます。

ミステリー作家・東野圭吾の「探偵ガリレオ」シリーズ初の長編で、第134回直木賞
輝いた同名小説を映画化したもの。日本映画の充実ぶりを示す1本かもしれません。

未見の方はDVDで。福山雅治がドラマに続いての出演。

★★



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