映画「約束」（1972）・・・岸恵子主演、萩原健一共演

一度紹介したことがある岸恵子主演の「約束」（1972）。
共演は、グループサウンズで人気だったショーケンこと萩原健一（若い！）。

音楽を聴いて思い出した。あ、このメロディだ。「約束」のテーマ曲だった！（実に37年ぶりに聴いた）

ジュリアンさん、この曲どう思いますか。ドロンの、かの映画に似ている？（笑）
ひろちゃんさん、これは韓国がオリジナルということですが。

この映画は、斉藤耕一監督作品で、1970年代初頭には、素晴らしい作品を残している。
「旅の重さ」「津軽じょんがら節」などである。リアルタイムで劇場で見ている。

「約束」はほとんどが、列車内のシーン。
列車でたまたま向かいの席に乗り合わせた女に声をかける男。
女は口を重く閉ざしたまま答えない。

男は、女とその連れの女に駅弁を買ってくる。
ようやくその女は重い口を開く。
目的地が同じ駅だった。

12時に、待ち合わせるが、男は現れなかった・・・。

列車から見える日本海は、薄寒いような何か重苦しい雰囲気がある。
オープニングから、一貫して流れるテーマ曲も、フランス映画調で、物悲しい。

女（岸恵子）は実は模範囚だった。
母親の墓参りに行くことを許されたのだった。
そこに乗り合わせた男（萩原健一）。その２人が奇妙な縁で結びつき、
旅先で惹かれあっていく・・・。

それだけの映画だがなかなか面白い。
映像はビデオ、DVDでも見当たらなかったが、ソースはビデオと思われる
画像がYouTubeにあったので、下にＯｐｅｎｉｎｇｕのみ貼り付けてみました。
（画質が、イマイチです）

http://youtu.be/DAaw24N9RFw

http://youtu.be/5qBVDzX7Z8U