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<span itemprop="headline">「映画のラストシーン」(24) 「シンドラーのリスト」</span>

1990年代の洋画では「シンドラーのリスト」(1994)も忘れがたい。

スティーブン・スピルバーグ監督が、娯楽映画とはうって変わって、自身も
ユダヤ系であり、ユダヤ人虐殺を扱ったナチ収容所を舞台に6,000人のユダヤ人を
救ったオスカー・シンドラーを通して、骨太のヒューマンドラマを作った。

アカデミー賞作品賞を獲得したことで、アカデミー賞狙いではないかなどの
批判もあったようだ。

シンドラーを英雄視せずに、普通の人物として描いているところに共感が持てた。

ラストシーンでは、シンドラーに助けられたユダヤ人が、今もなお、シンドラー
墓を訪れるシーンが感動させた。

モノクロ映画だったが、途中一箇所だけ、少女の赤い衣装があらわれ、
印象に残った。ラストシーンもカラーだった。


3年以上前に一度記事にしています:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/33644339.html


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