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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">同じ映画でも「感想いろいろ」・・・だから面白い!</span>

最近、映画に関するブログのコメントを見ていると、様々な感想、思いがあって
面白い。いままでのように、「そうですね」「同感です」では済まされない(爆)
感想のぶつかりあいがあっても、いいのではないかと思います。

ミュージカル大好き人間ですが、「ミュージカルは苦手」という人に、無理に
クビに縄をつけて、水を飲まそうとしても "無駄”ですから・・・なにかの
映画のきっかけで、「お、ミュージカルもいいな」と思ってもらうしかないです(爆)。

ミュージカルに抵抗のある人にお勧めの映画の1本が「コーラスライン



話は変わりますが、最近劇場で見た「ハゲタカ」。
ダントツに面白い!

大いに突っ込みを入れている人もいて、これまた面白い!

TVで、映画の前段に当たるドラマがNHKで2007年に放映されているが、映画版は、その続き
となっている。電機会社の買収などで、豪腕のハゲタカぶりをまったく知らないで、映画を
見ました。ハゲタカを追求する、因縁があるという過去を持つ女性記者は、TVでは、重要な
役どころだったでしょうが、映画版では、必要がないくらいの"中途半端”な役どころに
映った・・・など。

TVシリーズのヒットから「○○ The MOVIE(劇場版)」などというスピンアウト映画が、
このところ多くなってきました。「踊る大捜査線」が、先駆けの一つで、この映画から
交渉人 真下正義」(ユースケが、すばらしい!)や「容疑者 室井慎次」が生まれました。

TVは見ていませんでしたが、特に「交渉人」は、映画ファンをうならせるセリフが
ぽんぽん出て、わくわくでした。



TVを見ていなくても、わかりやすく娯楽映画として面白かったという見本です。

「HERO」は、TVを直前に見ておいて、わかりやすかった。「相棒」はTVを見ていなかったが、
それなりに俳優で見せてくれた(とくに西田敏行)。

「ハゲタカ」は、TVを見ていないと、登場人物の人物像がわかりにくい。

TVを見ている人は、経過を理解しているので、納得でしょうが、IT社長だった松田の
旅館経営などのいきさつがわからず、映画だけに関して言えば、存在感がほとんどなしの
印象だ。

この映画は、一人の人物が主役というのではなく複数が準・主役という印象の映画だった。

「ハゲタカ」の感想はこちら:http://blogs.yahoo.co.jp/fpdxw092/58093608.html

アジア、特に中国、台湾では企業のトップはおおむね若い。

台湾・中国の大学を出て、アメリカで、大学あるいはシリコンバレー(ハイテク産業のメッカ)
で数年働いて、Uターンして、起業するというケースが多いようだ。30代半ばで、
総経理(PresidentまたはGeneral Manager)というのが日常茶飯事。

「ハゲタカ」で登場する"赤いハゲタカ"の異名を持つ「劉一華(リュウ・イー・ファ)」は、
30代。これが、やり手であり、若すぎるということはない、中国の現実だ。

初めて見た俳優だが、"玉鉄"といわれているようですが、かっこよく、決まっている
からにくい(爆)。金城武もぶっ飛んでしまうほどだ(笑)。

TVシリーズを、絶対見たくなった、と思わせてくれただけで、この映画は価値があった・・・
と思っています。