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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画音楽作曲家①「モーリス・ジャール」(追悼:3月29日没)</span>

モーリス・ジャールといえば、「アラビアのロレンス」「ドクトル・ジバゴ」「ライアンの娘」の
デヴィッド・リーン監督の大作が思い浮かび、壮大な映画音楽のイメージが強い。

まずはなんと言っても「アラビアのロレンス」です。
モーリス・ジャール指揮によるオーケストラ演奏の映像がありました。
(これは、guch63さんが、5月6日教えてくれたものです。)


モーリス・ジャール(Maurice Jarre)は、1924年9月13日生まれ、先週の3月29日に亡くなった
(84歳)。フランス・リヨン出身の作曲家だった。

その作品のライナップを見ると、小品ながら名作といわれる「シベールの日曜日
ブリキの太鼓」、さらにサスペンス「危険な情事」まで幅広いのには驚かされる。

モーリス・ジャールの作品のなかでも代表曲15曲を紹介する「モーリス・ジャール
ヒット曲15曲」というのがあったので紹介します。


紹介順に・・・。






①「ドクトル・ジバゴ」・・・映画よりも音楽は「ララのテーマ」で有名。
②「追いつめられて」・・・ケヴィン・コスナー主演のスパイ・サスペンス!
③「危険な情事」・・・たった一度の ”情事”がとんでもない事態に。怖い、怖い。




④「ライアンの娘」・・・アイルランドの独立を背景にしたメロドラマ。
⑤「ブリキの太鼓」・・・ある年齢で、成長が止まった少年の数奇な物語。ドイツ映画。
⑥「マッドマックス/サンダードーム」・・・ティナ・ターナーも出演のシリーズ第3作。
⑦「ゴースト/ニューヨークの幻」・・・半分TV見て、全部は未見
⑧「トパーズ」・・・ヒッチコック晩年の作品で、往年の冴えは失せて。
⑨「アラビアのロレンス」・・・映画の金字塔。fpdの押すNo.1映画。
⑩「フィクサー」・・・昨年のリメイク(ジョージ・クルーニー主演)は見たが。
⑪「インドへの道」・・・これも、デヴィッド・リーン監督作品。
⑫「パリは燃えているか」・・・アラン・ドロン以下、オールスターキャスト。
⑬「第5惑星」(Enermy Mine)・・・未見
⑭「ジェイコブス・ラダー」・・・心理描写が秀逸。
⑮「王になろうとした男」・・・未見


モーリス・ジャールの主な映画音楽作品:
「顔のない眼」 Les Yeux sans visage (監督ジョルジュ・フランジュ、1959)
「素晴らしき恋人たち」 Amours célèbres (1961)
史上最大の作戦」 The Longest Day (1962) ☆☆☆☆
シベールの日曜日」 Les Dimanches de Ville d'Avray (1962) 1963年アカデミー編曲賞ノミネート☆☆☆☆
アラビアのロレンス」 Lawrence of Arabia (1962) 1962年アカデミー作曲賞受賞 ☆☆☆☆
「日曜日には鼠を殺せ」 'Behold a Pale Horse (1964) ☆☆☆
「大列車作戦」 The Train (1964) ☆☆☆
ダンケルク」 Week-end à Zuydcoote (1964)
「コレクター」 The Collector (1965) ☆☆☆
ドクトル・ジバゴ」 Doctor Zhivago (1965) 1965年アカデミー作曲賞受賞 ☆☆☆
「プロフェッショナル」 (1966) ☆☆☆
パリは燃えているか」 Paris brûle-t-il? (1966) ☆☆☆
泥棒貴族」 Gambit  (1966)
グラン・プリ Grand Prix (1966) 三船敏郎、ジェームス・ガーナー出演 ★★
「将軍たちの夜」The Night of the Generals (1967)
「戦うパンチョ・ビラ」 Villa Rides (1968) ★★
フィクサー」 The Fixer (1968)
「裸足のイサドラ」 Isadora (1968)
地獄に堕ちた勇者ども」 La Caduta degli dei (1969)
「トパーズ」 Topaz (1969) ★★
「ライアンの娘」 Ryan's Daughter (1970) ☆☆☆☆
「レッド・サン」 Soleil rouge (1971) ☆☆☆
「ロイ・ビーン The Life and Times of Judge Roy Bean (1972)アカデミー歌曲賞ノミネート ☆☆☆
マッキントッシュの男」 The MacKintosh Man (1972) ☆☆☆
王になろうとした男」 The Man Who Would Be King (1975)
ザ・メッセージ」 The Message (1976) 1977年アカデミー作曲賞ノミネート
ブリキの太鼓」 Die Blechtrommel (1979) ☆☆☆
「将軍」 SHOGUN (1980) ★★
タップス」 Taps (1981)
ファイヤーフォックスFirefox (1982)
「戦場の小さな恋人たち」 Don't Cry, It's Only Thunder (1981)
病院狂時代」 Young Doctors in Love (1982)
「危険な年」 The Year of Living Dangerously (1982)
「トップ・シークレット」 A Passage to India (1984)
「インドへの道」 (1984) 1984アカデミー作曲賞受賞 ☆☆☆
「マッドマックス/サンダードーム」 Mad Max Beyond Thunderdome (1985) ★★
「第5惑星」 Enemy Mine (1985)
「刑事ジョン・ブック/目撃者」 Witness (1985) 1985年アカデミー作曲賞ノミネート ★★
「モスキート・コースト」 The Mosquito Coast (1986)
首都消失」 (1987)
「追いつめられて」 No Way Out (1987) ☆☆☆
「危険な情事」 Fatal Attraction (1987) ☆☆☆
愛は霧のかなたに」 Gorillas in the Mist: The Story of Dian Fossey (1988)
   1988年アカデミー作曲賞ノミネート
「ワン・モア・タイム」 Chances Are (1989)
「いまを生きる」 Dead Poets Society (1989)
「プランサー」 Prancer (1989)
「敵、ある愛の物語」 Enemies: A Love Story (1989)
ゴースト/ニューヨークの幻」 Ghost (1990) 1990年アカデミー作曲賞ノミネート ★★
「クライシス2050」 Solar Crisis (1990)
ジェイコブス・ラダー」 Jacob's Ladder (1990) ★★
オンリー・ザ・ロンリー」 Only the Lonely (1991)
「落陽」 (1992)
「フィアレス」 Fearless (1993)
「雲の中で散歩」 A Walk in the Clouds (1995)
心の指紋」 The Sunchaser (1996)
太陽の雫」 Sunshine (1999)