見た人が一様に「面白い」「怖い!」と絶賛しているのに、いまだ見ていない映画の1本が「悪魔のような女」(1955、原題:Les Diaboliques (=The Devils))です。
イブ・モンタンの奥さんだったフランスの名女優、シモーヌ・シニョレが熱演というではないですか。なんでも、公開当時ラストのどんでん返しのあまりのショックで腰を抜かした人が続出したらしいですね。今みてもどうでしょうか(笑)。
監督は、「恐怖の報酬」でイブ・モンタンを起用したJ.クルーゾー監督。「悪魔のような女」と「恐怖の報酬」で、歴史に残る2大スリラー映画を残したわけです。ヒッチコックもこの作品(「悪魔のような女」)を狙っていたという説もあります。ヒッチコックが撮っていたらどうだったか。