「シバの女王」は、紀元前10世紀ごろのシバ王国の支配者。
ソロモンの知恵を噂で伝え聞き、自身の抱える悩みを解決するために遠方の国家からエルサレムの
ソロモン王の元を訪れたとされる。その来訪には大勢の随員を伴い、大量の金や宝石、乳香などの香料、白檀などを寄贈したとされる。
ソロモン王の元を訪れたとされる。その来訪には大勢の随員を伴い、大量の金や宝石、乳香などの香料、白檀などを寄贈したとされる。
その統治期間はソロモン王とほぼ同時期で、シバ王国の所在については有力視される2つの説があり、エチオピア説によればその名をマケダと呼び、イエメン説によればビルキスと呼ぶ。ただし、両説ともこれを裏付ける考古学的発見は未だ皆無という。
シバの女王に関連した映画としては、 「クイーン・オブ・エジプト」(Solomon & Sheba) (1995年,監督:ロバート・M・ヤングケヴィン・エルダー)、そして有名な「ソロモンとシバの女王」(Solomon and Sheba)(1959年、キング・ヴィダー監督、出演:ユル・ブリンナー、ジーナ・ロロブリジーダ、ジョージ・サンダース)がある。
「ソロモンとシバの女王」は、 イスラエルの王ダビデには二人の息子がいたが、神託によって王位を継いだのは次子ソロモンだった。エジプト軍のシバの女王は、ソロモンの宗旨を変えさせようと、自らすすんで彼に近づくが、計略のために誘惑したシバの女王は、いつしかソロモンを真に愛し始めていく・・・といったストーリー。
ポール・モーリアのバージョンもありますが、やはり少し違います。
映画とは関係ないですが、イージーリスニングの代表曲でしょう。