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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">牟田悌三(むた・ていぞう)さんが亡くなりました。</span>


牟田悌三(むた・ていぞう)さんが、先日亡くなりました。80歳。

久しぶりに名前を聞きましたが、かつてはラジオやテレビでは、欠かせない役者の一人でした。

牟田悌三の名前は、最初にラジオ番組で聞いた。

「三太物語」で、靴だったか修理屋のおじさん役で、人情味にあふれていた・・・。
なんて今だから言っていますが、聞いていた当時は、小学生の頃だった。

このラジオ番組には、ジュディ・オング(花子役)と渡辺篤史(三太役)が子役で
出演していた。

ジュディ・オングは、1961年に日米合作映画「大津波(原題:The Big Wave・原作:パール・バック
にて映画デビューした後に、この「三太物語」に出演したことになる。

「三太物語」は、ほのぼのとした家族的な雰囲気の下町家族を描いていた。

番組は「俺(おら)~三太だ。あたいは花子!」ではじまった。

“あたいは花子”が、その後はトライリンガル+α(英語、日本語、中国語←母国語の
台湾語のほか北京語とスペイン語が完璧)の女優兼版画家として、才色兼備で、歌を唄えば、
「魅せられて」で日本レコード大賞まで獲ってしまった!(笑)。

渡辺も現在「渡辺篤史の建もの探訪」というレギュラーで活躍していますね。

脱線しました。

牟田悌三さんが広く知られるようになったのは、テレビの1960年代半ばごろからの
「ケンちゃんシリーズ」。このシリーズには、「ケーキ屋ケンちゃん」「すし屋のケンちゃん」
などがありました。

この父親役は、はまり役でしょうか。このシリーズでは、子役の宮脇康之が愛くるしいと
有名になりました(現在、47歳!)。

(ケンちゃん人気にあやかって、80年代にとんでもないビデオが出回りましたね。
裏ビデオといわれる「洗濯屋ケンちゃん」です!爆。fpdもそのとばっちりを食って、
駐在員3家族夫婦での鑑賞会に参加させられる羽目に!)とんでもないことを企画する
人がいたものです(爆)。食い入るように見入る奥様方も奥様方だ!(爆)

皆、恐れを知らない20代~30代前半でしたね(笑)。

また脱線しました。

牟田さんは、近年は、ボランティア活動、税金に関する相談のラジオ番組のパーソナリティを
務めていました。独得の声(声優でも「忍者ハットリくん」などで活躍)が印象的でした。

冥福を祈ります。