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<span itemprop="headline">1950年代「第十七捕虜収容所」(1953)</span>


「第17捕虜収容所」を舞台にした戦争コメディ。

第二次世界大戦中、ドイツ軍の捕虜となったアメリカ兵は悪名高き「第17捕虜収容所」
から脱出できるのか、といったストーリー。 

鬼才ビリー・ワイルダーの得意の話術。

圧倒的な面白さで見せる“収容所映画”の金字塔といわれる。

「MASH」のような、ブラック戦争映画といっていい。

ウィリアム・ホールデン(William Holden, 1918年4月17日 - 1981年11月12日)は、この作品で
アカデミー賞主演男優賞を獲得!






第2次大戦末期。
スイスとの国境に近いドイツ。

ここの第4キャンプには、アメリカ空軍の兵士ばかりが収容されていた。
しかもすべて軍曹ばかり。

クリスマスに近いある夜、2人の捕虜がみんなの協力で、脱走することになった。

2人が出かけたあと、無事に脱出できるかどうかの賭けが始まった・・・。

まもなく銃声が聞こえ、2人は射殺されたことがわかった。

この計画が発覚したのは捕虜のなかにスパイがいるからにちがいないと、
皆の間で問題になり・・・。

疑わしい人物はたくさんいたが、最も疑われたのは・・・。

結局、疑われた人間はスパイではなく、別の男だったが、それを証明するために
機会を待つ・・・。

当初疑われたその男は、そう思われても仕方がないほど、抜け目ない男で、衛兵を
買収してひそかに外出したりしていた。

それは、「デパート」「競馬」「酒場」「のぞき」などの事業を行うためだった。ほとんどの捕虜は、その“事業”の恩恵を受けていたのだが・・・。

この映画は、ビリー・ワイルダーが1953年に製作・監督した作品。
舞台劇の映画化。脚色はワイルダーエドウィン・ブラム。

音楽は「綱渡りの男」のフランツ・ワックスマン






主演はウィリアム・ホールデン。共演はドン・テイラー
「月蒼くして」の監督オットー・プレミンジャー、「底抜け落下傘部隊」の
ロバート・ストラウス、ハーヴェイ・レムベック、ロバート・ショーリー、
ロビンソン・ストーン、ウィリアム・ピアスン、それに原作者のエドモンド・
トルチンスキまで共演している。

音楽は、聴けば誰でも知っているメロディー。
予告編はこちら:

Stalag 17 (Trailer)


イリアムホールデンの出演作品:(15本)

ワイルド バンチ アルバム・イン・モンタージュ(1997)
世界崩壊の序曲(1980)
悲愁(1979) ★★
アシャンティ(1978)
オーメン2 ダミアン(1978)
ネットワーク(1976) ☆☆☆
ダーティハンター(1974)
タワーリング・インフェルノ(1974) ☆☆☆☆
夕陽の挽歌(1971) ★★
ワイルド バンチ オリジナル・ディレクターズ・カット(1969)
ワイルドバンチ(1969) ☆☆☆☆
クリスマス・ツリー(1969) ☆☆☆
コマンド戦略(1967)
007/カジノ・ロワイヤル(1967) ★★
アルバレス・ケリー(1966)
第七の暁(1964)
パリで一緒に(1963) ☆☆☆
偽の売国奴(1962)
ライオン(1962)
誘惑の夜(1962)
スージー・ウォンの世界(1960)
騎兵隊(1959)
鍵(1958)
戦場にかける橋(1957) ☆☆☆☆
ロケットパイロット(1957)
誇りと冒涜(1956)
慕情(1955) ☆☆☆☆
トコリの橋(1955)
ピクニック(1955) ☆☆☆
重役室(1954)
麗しのサブリナ(1954) ☆☆☆
喝采(1954)
ブラボー砦の脱出(1953) ★★
第十七捕虜収容所(1953) ☆☆☆☆(アカデミー賞主演男優賞
女性よ永遠に(1953)
月蒼くして(1953)
黒い街(1952)
戦場の誓い(1951)
太平洋の虎鮫(1951)
武装市街(1950)
サンセット大通り(1950) ☆☆☆☆
テキサス決死隊(1949)
荒原の女(1948)
コロラド(1948)
ハリウッド・アルバム(1947)
恋文騒動(1947)
掠奪の町(1941)
我等の町(1940)
アリゾナ(1940)
前科者(1940)
ゴールデン・ボーイ(1938)
暗黒街に踊る(1931)
再生の港(1931)
怪探偵張氏(1931)
スパイ(1930)
陽気な後家さん(1930)
彼の捕えし女(1929)
硝子箱の処女(1929)
再生の彼(1929)
ダイナマイト(1929)
トレスパッサー(1929)
魔の海(1929)
愛すればこそ(1929)