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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">監督④「デビッド・リーン」</span>


            ↑ロレンス(ピーター・オトゥール)とオマー・シャリフ

映画監督で、お気に入りの監督を何人か挙げろといわれれば、
往年の「ビットリオ・デシーカ」(「自転車泥棒」「昨日今日明日」「ひまわり」)
キャロル・リード」(第三の男」)、「フェデリコ・フェリーニ」(「81/2」
甘い生活」)、「デビッド・リーン」(1908年3月25日 - 1991年4月16日)などか。

デビッド・リーンは寡作で、生涯にそれほど多くは監督していない(10数本)。

しかし、1本1本は、小品であったり、大作であったりするものの
どれも「名作」といわれている。

お気に入りベスト5は・・・:

①「アラビアのロレンス」・・・砂漠の怖さ、大画面の迫力、音楽、ダイナミックな映像。
②「旅情」・・・ベニスの美しさ。音楽が異国情緒豊かな ”旅情”を誘う!
③「ライアンの娘」・・・アイルランドの独立を背景にスケールの大きな恋愛ドラマ。
④「戦場にかける橋」・・・クワイ河マーチとともに男のドラマが展開。名優早川雪舟も。
⑤「逢びき」・・・メロドラマといってしまえばそうだが、最初と最後のシーンの重なりがうまい。





               「逢びき」(上)と「ライアンの娘」

主な監督作品:
「軍旗の下に」(1942)
「幸福なる種族」(1944)
「陽気な幽霊」 Blithe Spirit (1945)
「逢びき」 Brief Encounter (1945) ☆☆☆☆
「大いなる遺産」 Great Expectations (1946) ☆☆☆
「オリヴァ・ツイスト」 Oliver Twist (1948) ☆☆☆
「マデリーン/愛の旅路」(1949)
「情熱の友」(1949)
「超音ジェット機」(1952)
「ホブスンの婿選び」(1954)
「旅情」 Summertime (1955) ☆☆☆☆
「戦場にかける橋」 The Bridge on the River Kwai (1957) ☆☆☆☆
アラビアのロレンス」 Lawrence of Arabia (1962) ☆☆☆☆
ドクトル・ジバゴ」 Doctor Zhivago (1965) ☆☆☆
「ライアンの娘」 Ryan's Daughter (1970) ☆☆☆☆
「インドへの道」 A Passage to India (1984) ☆☆☆

アラビアのロレンス」1作だけでもデビッド・リーンは偉大な監督だと思う。

今のところ、「ロレンス」が生涯ベストNo.1かNo.2の地位にある。