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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">TVブランドから老舗だった「ビクター」が消えることに。</span>


写真はビクターのテレビ「EXE」

日本で最初にテレビを発明したのはビクターだった。
ビデオの「VHS」を開発したのも、ビクターだった。

しかし、家電大手ブランドの松下電器(秋からパナソニックに社名変更)、ソニー
シャープなどと比べると、販売力、ブランド力に欠け、国内のテレビ市場から
撤退することになった。

読売新聞の報道によると、日本ビクターは16日、国内向けの薄型テレビ事業から実質的に撤退する
方針を明らかにした。業務用などの一部商品を残し、今夏をめどに生産・販売を大幅に縮小する。

ビクターは液晶テレビの急激な価格下落で不振が続いており、欧米市場向けの生産・販売に経営資源を集中させる方針だ。

 ビクターは2007年、世界で100万台の液晶テレビを販売したが、国内向けは30万台弱にとどまり、シェア(市場占有率)は6位と低迷している。

・・・ということで、日本では、テレビブランドが約10もあり競争が激しかった。

家電量販店(ヨドバシ、ビックカメラなど)のテレビ・コーナーを覗くと「格差」が歴然。
一番のメインの場所に大きなスペースをとっているのは「ソニー」「シャープ」「松下」。
そのほかは、隅のほうで目立たない。

売れるブランド製品を前面に売り出したいというのは、どこの量販店も同じ。

かつても「ゼネラル」「NEC」など撤退したテレビ・ブランドもあるが、家電大手では、
ビクターがはじめてということになる。今後も生き残り競争は続くのでは。