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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

1970年代(100)「ゴッドファーザー PARTII」(1974)

1970年代の映画も、100本目を迎えた。
「100本目は何か?」というプレッシャーともとれる声がちらほら聞こえていた(笑)。第1回の映画が「ゴッドファーザー」だった。
100回の区切りも「ゴッドファーザー PART II」ということにした。
100本目にふさわしい映画だと自画自賛(爆)している(少しだけ)。

 

前・後編で、共にアカデミー賞作品賞を獲得した映画は、「ゴッドファーザー」のみ。しかも、1972年と1974年と1年間隔があるだけだった。いかに凄い映画かわかる。
映画通のモアさんによると、1作目にも出演の可能性があったといわれるロバート・デニーロが、2作目にして、ゴッドファーザーであるドン・ビトー・コルレオーネ(前作ではマーロン・ブランドが圧倒的な存在感を示した)の若い時代を演じているのが興味深い。

 

「PART II」は、ドン・コルレオーネの少年、青年時代と、現在が同時進行で、
丁寧に描かれる。現代では、三男のマイケル・コルレオーネ(アル・パチーノ)が、
完全にドンとして君臨していたが・・・。
  カメラが突然フラッシュ
  バックして、音楽などで
  盛り上がる。どのように
  して、マフィアのドンに
  のし上がっていったか。
  「ゴッドファーザー」は、
  イタリア系移民の悲哀を描き
  出した一代叙事詩であり、
  Part1、2、3の三部作で構成
  される。音楽は、引き続き
  ニーノ・ロータ



  出演はアル・パチーノ
  ロバート・デ・ニーロのほか、
  常連のロバート・デュヴァル
  ダイアン・キートン、ジョン・
  カザール、タリア・シャイア
  モーガナ・キング、リチャード・
  ブライト、フランチェスカ・デ・
  サピオ、トロイ・ドナヒューなど。




アル・パチーノは、1作目は若々しかったが、だんだんとドンらしくなっていく。
ただ、いつも表情が暗い(笑)。おそらく、コメディは無理ではないか(笑)

 

個人的に好みなのは、弁護士トム・ヘイゲンを演じた渋いロバート・デュヴァル
ゴッドファーザーの参謀役で、いかにも切れる印象。

 

 

ロバート・デュヴァルは「ブリット」などにも出演している名バイプレーヤーだ。 ゴッドファーザー」は、主役から脇役まで、大きなファミリーの愛憎と他のマフィアとの抗争を描いた壮大な人間ドラマだった。「PART II」は、時間が200分と長いが、あまり長さを感じさせなかった。