1970年代の映画も99本目。
「コンドル」(1975)は、原題が「3 Days of the Condor」(コンドルの3日間)。
CIAを向こうに回して、ロバート・レッドフォード(コンドル)が大活躍するストーリーだった。
007のようなかっこいい役ではなくて、むしろ逆。読書係で、読書の知識をフル回転させてCIAの陰謀を
暴いていくといった話だった。
フェイ・ダナウエイなどの脇役陣が素晴らしい。
フェイ・ダナウェイは、抑えめな演技が逆によかった。
コンドルに対する複雑な心境などの想いが伝わってくる。
名優マックス・フォン・シドーはいつもながら、貫禄があり渋い。
「マラソンマン」「エクソシスト」などが印象に残る
監督はシドニー・ポラック。音楽もいい。
ロバート・レッドフォードは、「明日に向って撃て!」で一躍人気となり、その後は「追憶」
「スティング」などヒット映画に主演。
フランスのアラン・ドロン、アメリカのレッドフォードと二枚目の代名詞だった。
ドロンとレッドフォードの両方の熱烈なファンもいる(面食いなんでしょう、その方は=
Astayさん)。
レッドフォードが、もっとも油の乗った時期の作品が、この「コンドル」あたりでなかったか。
このあと「大統領の陰謀」などでも本領を発揮した。
俳優業はだんだん少なくなり、近年は監督として活躍した。
個人的レッドフォード・ベスト5:
①「明日に向って撃て!」
②「追憶」
③「大統領の陰謀」
④「スティング」
⑤「ホット・ロック」
☆☆☆
ロバート・レッドフォード(1937年~)の主な作品:
☆☆☆☆(最高)☆☆☆(お勧め)★★イマイチ ★駄作
出演作品 (鑑賞23本)
大いなる陰謀(2007)★
二重誘拐(2004)
くたばれ!ハリウッド(2002)
スパイ・ゲーム(2001) ☆☆☆
ラスト・キャッスル(2001)
モンタナの風に抱かれて(1998) ☆☆☆
アンカーウーマン(1996) ★★
幸福の条件(1993) ★★
スニーカーズ(1992)
ハバナ(1990)
夜霧のマンハッタン(1986)
愛と哀しみの果て(1985) ☆☆☆
ナチュラル(1984) ☆☆☆
ブルベイカー(1980)
出逢い(1979)
遠すぎた橋(1977) ★★
大統領の陰謀(1976) ☆☆☆☆
華麗なるヒコーキ野郎(1975) ☆☆☆
コンドル(1975) ☆☆☆
華麗なるギャツビー(1974) ☆☆☆
スティング(1973) ☆☆☆☆
追憶(1973) ☆☆☆☆
候補者ビル・マッケイ(1972) ☆☆☆
大いなる勇者(1972) ☆☆☆
ホット・ロック(1971) ☆☆☆
お前と俺(1970) ★★
白銀のレーサー(1969)
明日に向って撃て!(1969) ☆☆☆☆
夕陽に向かって走れ(1969) ☆☆☆
裸足で散歩(1967) ☆☆☆
サンセット物語(1966) ★★
逃亡地帯(1966) ★★
戦場はどこだ!(1966)
雨のニューオーリンズ(1966) ☆☆☆
ロバート・レッドフォードの時代は1980年代半ばで終わった(笑)。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。
https://movie.blogmura.com/movie_japanese/
https://movie.blogmura.com/movie_foreign/