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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">70年代の映画チラシで見えてくるのは・・。</span>


 70年代のはじめごろは、60年代のフランス、イタリア映画中心から、アメリカ映画に
 シフトしていったような時代だったか。ブロンソンの映画が、立て続けに公開されたのも
 時代を象徴している。

 


 70年代の映画では、
 「フレンチコネクション」「ダーティハリー」といった
 アンチヒーロー的な映画が、幅をきかしていた。
 これまでの、かっこいい二枚目の主役とは程遠い
 ジーン・ハックマン(失礼!)などが、堂々と主役となった
 のである。どうみても、脇役のおじさんタイプでしょう。

 

 クリント・イーストウッドにしても、「Make My Day」なんていって、
 口汚ない ”ダーティ”野郎でした(爆)。

 

ましてや、チャールズ・ブロンソンなんて、どう贔屓目に見ても、
 汗臭い労働者のおっさんでした。ヒゲをはやして、「ウーン・
 マンダム!」と言ったらスターになってしまいました。

 

 
ブロンソンは「さらば友よ」以降、「ウエスタン」「雨の訪問者」「レッド・サン」
 「バラキ」「メカニック」「さらばバルデス」「夜の訪問者」「狼の晩歌」「チャトズ・ランド」
 「扉の影に誰かいる」「狼よさらば」・・・と快進撃でした。 
  ”さらば”が好きな俳優ですね(笑)。


 もっとも、正統派では、ロバート・レッドフォードは、「追憶」をはじめ、
 二枚目路線を、突っ走っておりましたね。

 



 ときどきチラシなどを眺めておりますと、当時の状況が、思い起こされる
 昨今です。時がたつのは早いです。年も取ります(爆)。

 そうはいっても、70年代の代表的な1本を挙げれば、これでしょう!


 この映画は、My Best10映画でも、上位に入ることは、”間違いない!”作品です。