池袋に殴りこみkをかけたヤマダ電機の店舗「LABI」
液晶テレビを買うなら「今」か?
東京・池袋で「仁義なき戦い」の戦争が起こっているというので、寄り道して30分ほど
ぶらぶらしてきた。戦争といっても、量販店による電気製品の低価格戦争ですが(笑)。
目指すは、JR池袋駅・東口。
なるほど、戦争が起こっていた。
群馬県など関東で圧倒的な強みを見せる大手家電流通の「ヤマダ電機」の
東京首都圏1号店が、池袋に殴り込みをかけてきたのだ。
店を覗いてみて、びっくり。
日本一安い、をうたっているだけあって、家電製品も「生鮮食料品」並みの
呼び込み!
タイム・サービスです。なんと32インチの液晶テレビが、30台限定で
89,800円です~!テレビは、三菱製品です。
「あと、9台です。急いでください!」といった調子。
東京・首都圏では、カメラ系量販店の「ビックカメラ」「ヨドバシ」「さくらや」といった
大手家電チェーンが、山手線の主要駅で、しのぎを削ってきた。
新宿では、「ビック」「ヨドバシ」「さくらや」、有楽町では「ビックカメラ」、
秋葉原では、「ヨドバシ」などが ”でんと”構えている。
池袋は、「ビックカメラ」の本店のほか、はす向かいに、ビックの別の店舗がある。
池袋は、いわば「ビックカメラ」の総本山。
そこに、日本一の売り上げ(1兆4,000億円)を誇る最大手の量販チェーン「ヤマダ電機」
が、店を構えたのだ。そして、その場所が、「ビック」本店の1軒おいた隣で、「ビック」
別館の真向かい。ヤマダという名前は使わず、「LABI」という店の名前にしている。
財布を見た。
キャッシュがあったら、買ったろう(ホントか?)
89,800円には、80,000円不足だった! がく、がく(爆)。
液晶テレビも、32インチが12~13万円で、驚いたのは、1-2年前。
ここまできたか。
液晶テレビに使われる液晶パネルが、やや値上がり傾向にあるといわれ、
売る側、メーカーもきついだろうなと思ってしまう。
世の中、販売サイドが主導権を握る時代になってきたというわけだ。
10数年前は、安売りの店など、大手メーカーは相手にもしていなかった。
安売りしては、利益が確保できないからだ。
ところが、数量を売るためには、大手流通チャンネルに頼らざるを得ない
状況となってきた。
メーカーにとっては、夏とはいえない「冬の時代」かもしれない。
消費者にとっては、安くなることは、いいことだが。