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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">映画「キサラギ」(2007)</span>


 「キサラギ」は、最近の日本映画では、本当に面白い作品だった。
 「舞妓Haaaan!!!」でも、同じことを言ったかも(笑)。

 「キサラギ」が公開されている劇場は、単館系の劇場のみで、時間も変則的。
 さいたま新都心の「MOVIXさいたま」では、きょう13日までの公開で、12日ぎりぎりに観に
 行きました。新宿武蔵野館は、レイトショー(夜9時以降のみ公開)のため、あきらめました。

 さて「キサラギ」については、内容を言ってしまっては、これから観る人の興味をそぐということです ので、核心部分は、省きます。5人の個性的な役者の演技ともいえますが、ヒットしている要因は、脚 本(ストーリー)でしょう。登場人物と同様に、観客は、次々と事実を知っていく・・・その運び方  が、うまい。

 登場人物としては、5人+1人(ラスト部分で登場する往年の俳優)+タイトル・ロールのキサラギ(如 月)ミキといったわずかな人たち。

 「家元」を名乗る管理人が運営するC級、D級のアイドル歌手のファンサイトに熱心に「投稿」する
 5人が、自殺したキサラギの1周忌に集まって、思い出を語ろうという会のはずだったのだが、会は予想 外の方向へ向っていく・・・。果たして、自殺だったのか? それとも?

 時間とともに、5人の「隠された素性」が次々に明かされていくスリリングな展開が興味を引く。
 推理映画であり、サスペンス映画であり、ヒューマン映画であり、密室劇映画であり・・・
 総じては、「エンタテイメント映画」ということに尽きるでしょう。
 
 参加した5人は、インターネットを通じてのハンドル・ネームしか知らず、簡単な自己紹介では、

 しがない下級公務員?
 無職男?
 私立探偵?
 雑貨屋?
 自営で農業?
 ということは、間違いないにしても、そこには・・・(あとは、観ていただくしか・・)
 
 監督は佐藤祐市

 出演
 家元:小栗旬
 オダ・ユージ:ユースケ・サンタマリア
 スネーク:小出恵介
 安男:塚地武雅(つかじむが)
 イチゴ娘:香川照之
 如月ミキ:酒井香奈子


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