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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">牧伸二:ウクレレ漫談</span>

 またまた映画から外れます。

 牧伸二(1934-)は、テレビの大衆芸人の草分けの一人でしょう。

 ラジオ東京(現TBS)の番組「素人寄席」に出演し、9回連続して名人と
 なったあと、1957年、漫談家牧野周一に入門。牧伸二の名前を襲名する。
 牧野周一といえば、独特の語りと耳が大きい(笑)というのが印象的でした。

 牧伸二は、1960年、文化放送ウクレレ週刊誌」の司会者となり、ウクレレ
 奏でながら歌うボヤキ漫談「やんなっちゃった節」が大人気に。

 「やんなっちゃった節」はハワイアンソングの「タフア・フアイ」(先住民族
 戦地に赴く際に演奏されたものが原型となっている)をアレンジしたもの。

 牧を特に有名にしたのが、1963年、NETテレビ(現テレビ朝日)の演芸番組
 「大正テレビ寄席」の司会者。大正テレビ寄席は、15年間も続いたテレビ朝日
 の長寿番組となりました。

 



「やんなちゃった節」の代表的なものは・・・。

 最初にイントロの「あーあーあーあー、やんなっちゃった、ああああーあ、
 驚いた」で始まり・・・

 「神戸一郎(かんべ・いちろう)は、低音の魅力ぅ~。水原弘も低音の魅力ぅ~。
 漫談の牧伸二、テイノウ(低能)の魅力。ああああーあ、やんなっちゃった、
 ああああーあ、驚いた」で、これは自虐ネタ。このフレーズに、いろいろな
 そのときの時事ネタで置き換えたものが受けた。

 「昭和九年の会」のメンバーだそうで、大橋巨泉坂上二郎財津一郎藤村俊二
 などがいるそうです。皆、73歳くらいですね。