中味は、今見ると、それほど "変質的・倒錯的”とは思えない(笑)。
そういう趣味はありませんが(念のため)。
40年以上も前だったらセンセーショナルだったのでしょう。
そういう趣味はありませんが(念のため)。
40年以上も前だったらセンセーショナルだったのでしょう。
画面で、ベッドの上で、いきなり少女の素足のクローズアップ。
”ドキ!”そのあとは、中年の男が、足の爪にマニキュアを丁寧に塗る・・・。
”ドキ!”そのあとは、中年の男が、足の爪にマニキュアを丁寧に塗る・・・。
主人公ハンバート(ジェームズ・メイソン)は、民宿を探すが、そこのオーナーの未亡人(シェリー・ウィンタース)に会うが、その娘のロリータの美しさに
心を奪われてしまう。未亡人は、ハンバートに好意を持つ。
心を奪われてしまう。未亡人は、ハンバートに好意を持つ。
もう1人、奇怪な男(ピーター・セラーズ)も登場。
ロリータをめぐる3人の俳優が素晴らしい。特にピーター・セラーズは、
怪演。このヒトは、不思議。話す言葉も機関銃のようで、意味不明?
なことも。代表作は「ピンク・パンサー」のクルーゾー警部か。
「博士の異常な愛情」もすごい。
ロリータをめぐる3人の俳優が素晴らしい。特にピーター・セラーズは、
怪演。このヒトは、不思議。話す言葉も機関銃のようで、意味不明?
なことも。代表作は「ピンク・パンサー」のクルーゾー警部か。
「博士の異常な愛情」もすごい。
その面影を見出したあどけない12歳の少女のドロレス・ヘイズ(愛称ロリータ)
に一目惚れをし、彼女に近づくため、下心からその母親である未亡人と結婚する。
に一目惚れをし、彼女に近づくため、下心からその母親である未亡人と結婚する。
母親が不慮の事故で死ぬと、ハンバートはロリータを騙し、アメリカ中を逃亡する。
しかし男の理想の恋人となることを断固拒否し、時間とともに成長し始める
ロリータに対し、ハンバートは衰え魅力を失いつつあった。ある日突然、
ロリータに対し、ハンバートは衰え魅力を失いつつあった。ある日突然、
目の前から姿を消したロリータ。その消息を追って、ハンバートは再び
国中を探しまわる。3年の後、ついに探し出すが大人の女性となった彼女は
若い男と結婚し、彼の子供を身ごもっていた。
国中を探しまわる。3年の後、ついに探し出すが大人の女性となった彼女は
若い男と結婚し、彼の子供を身ごもっていた。
哀しみにくれるハンバートは彼女を誘拐した男の素性を知り、殺害する。
後に逮捕され、獄中で病死。そしてロリータも出産時に命を落とす。
作品は、ハンバートが獄中書き残した「手記」という形式をとっている。
ジェームス・メースンが、振り回される姿は、こっけいでもあるが、
強烈な風刺にも取れる。
強烈な風刺にも取れる。
☆☆☆