↑上:懐かしい楠トシエ、猫八、小金馬
「お笑い三人組」は、NHKの番組で、バラエティの走りではなかった
でしょうか。トリオの最初でもあったと思います。毎週、見ていました。もちろん、途中
からですが。テレビが家に来たのが、1961年ですから、それ以降です(笑)。
三人組というのは、落語家の三遊亭小金馬(金馬)、講談の一竜斎貞鳳、
物真似の江戸屋猫八の寄席トリオの三人。
下町が舞台で、人情味あふれる番組でした。
三人の持味を生かしたギャグとコントで展開するコメディー番組。
私生活でも仲良しトリオで、番組をつくることになったようです。
この三人の相手役になるのが、楠木トシエ、桜京美、音羽美子の三人。
最初はラジオ番組でスタート。1957年からテレビに。
当初は貞鳳がサラリーマン、小金馬が酒屋の店員、
猫八がパン屋であったが、後に貞鳳のサラリーマンは変わらないが、
小金馬がラーメン屋、猫八がクリー二ング屋に変わりました。
脚本は名和青朗。
いかにも健康なNHK的、明るい番組でした(笑)。
脱線トリオ(由利徹、南利明、八波むと志)などがゲスト出演していました。
毎回、ゲストとして歌手が登場。
持ち歌を唄っていました。
3人とも、もう亡くなられていますが、あの淡々とした
ギャグ、庶民的な会話、おかしさは、強く印象に残ります。