fpdの映画スクラップ貼

「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代(82)「ウイラード」(1971)</span>


                     ↑リメイク版の「ウイラード」(2003, 人間が怖そう!)

 ヒッチコックの「鳥」の大群も、不気味だったが、
 「ネズミ」が襲ってきたら、もっと怖い、というより、
 気持ち悪ぅ~い(笑)。
 
 「ウイラード」(1971)という映画、ネズミが人間を襲います。
 
 小動物の突然の集団異変による恐怖を描いた作品で、
 ウイラード=ネズミ、というイメージがすぐ浮かびます。
 
 気のいい自閉症ぎみの青年ウイラード(ブルース・デイヴィソン)が主人公。
 (2003年に、同名タイトルで、リメイクされている)
 
 ストーリー:
 
 自閉症の人は、人間嫌いが原因のようだ。
 ウイラードも、気に入らない人間がまわりにいた。
 
 あるとき、ネズミ退治をしていると、調教すれば、
 ネズミは人間の言うことを聞く・・・。発見だった。

 いっちょ、ネズミを使って、
 
 気に入らないやつらを
 ”ガツンといわせたろか~”


 ターゲットになったのが、ひとつ屋根の下で暮らす老母のヘンリエッタ
 (エルザ・ランチェスター)と、会社の上司のアル
 (アーネスト・ボーグナイン)だ。
 アーネスト・ボーグナインは、見るからに悪党面!でこの役にぴったり。

 アルは、数年前に、ウイラードの父親の事業を乗っ取った卑劣漢だ。
 老母は、裏庭に出てくるネズミを退治しろと、とにかく口うるさいからだ。

 ウイラードは、1匹の子ネズミに“ソクラテス"という名をつけた。
 可愛がると、ソクラテスは、すっかり彼の命令に従うようになる。
 ほかのネズミたちもそれに従って行動する。

 ただ、イタズラ・ネズミの“ベン"だけは、時々ヘソを曲げていたが・・・。
 (どこでも、一人(1匹)くらい、骨のあるやつはいるものですね)。
 ウイラードは、ネズミたちを使って悪戯を始めだした。

 まずアルが開いた夕食パーティにネズミを送り込み、会場を大混乱させた。
 しかし、ソクラテスはアルに殺されてしまう。

 その夜、怒ったウイラードは、ネズミたちを引き連れ会社に出かけた。
 そしてアルの顔を見るなり、命令一下、一斉に襲ったネズミたちによって、
 アルは無残に食い殺されてしまうのだった。

 ウイラードはその悪魔のような惨劇を見て、恐ろしくなってきた。
 ウイラードはネズミたちを会社の一室に閉じ込めて帰ってしまった。

 ガールフレンドのジョーン(ソンドラ・ロック)と夕食をしたあと、ウイラード
 ベンの怒り狂った眼が注がれているのに気づいた。ウイラード
 ベンと対決する決意をした。しかし殺しにかかったウイラードに、
 もの凄い憎悪をもやしたベンが鋭い鳴き声をあげると、
 地下室から無数のネズミがかけ上がってきた・・・。

 ウイラードとネズミの大群のバトルは・・・いかに?

 こんなことは、ありえないと思いますが、ネズミを見ると、
 恐怖を感じますよ!

 MINAさん、ゆきさん、恋さんには、お勧めしますが
 (どういう選択だ)、つららさんには、ちょっと・・・ですから、こんど
  ラブ・コメを紹介します(笑)。

 ブルース・デーヴィソンというと、1970年当時は、
 「去年の夏」「いちご白書」などで売り出し中だった。
 最近では「LOST (シーズン2) (2005~2006) 」 ゲスト出演など。
 代表作は「Xメン」シリーズ、「ショート・カッツ」などか。