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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1960年代(23)「大脱走」</span>





 いまさらですが、「大脱走」(1963)。
 トンネルを掘ったり、
 独房で、ボールを壁に投げつけたり、
 いろいろありますが・・・

 バイクで、広い丘陵地帯をぶっ飛ばす・・・
 スティーブ・マックィーンのためのような映画だった。

 テレビの「拳銃無宿」のガンさばき(幼いころ、かすかな記憶・・・)
 で注目され「荒野の七人」に抜擢。ほとんど映画界では、無名の新人。

 「荒野の七人」のタイトル・シーンを見ると、順番が3番目になっている。
 トップバッターは、いうまでもなく、ユル・ブリンナー
 2番手が、イーライ・ウオーラック(「ホリディ」でベテランぶり健在)。
 そして、スティーブ・マックィーンだった。
 ほかにそうそうたる役者がいたが・・・。
 マックィーンの俳優としての将来が約束されていたかのように・・・。

 「大脱走」では、文句なく主役!
 そして、あのオートバイの逃げっぷり!
 マシンが、荒野を疾走するさまは、爽快そのもの。
 マックィーン人気は、不動となった。

 そのバイクの一シーンはこちら:http://www.youtube.com/watch?v=deFvKr1BvP4
 画面が横にだだっ広い。それがまた魅力(笑)。

 音楽も軽快そのもの。
 映画音楽のスタンダードの一角で不動。
 いやあ、マックィーンは、かっこいい!(笑)。
 根底は、反骨精神でなかったか。
 そして、スタントを嫌い、すべて自身でこなした。
 車好きは有名だった。
 あの「栄光のル・マン」耐久レースも、自身で取り組んだ。
 負けず嫌いはあったろう。
 不良で、孤児同然で、少年院で苦労した生い立ちに起因すると言われる。

 50歳で亡くなったのは惜しい。