2006年もぎりぎり最後のところで28日、やっと見てきました。内容は、あちこちで書かれていますので、省きます。映画の面白さは、いろいろあると思いますが、その中でも「センスのある、しゃれた会話のやり取り」というのは、かなり上位に来る要素ではないかと思っています。脚本の力でしょう。
ラブコメなどは特に、言葉の駆け引き、キャッチボールで味わいのあるのがいい映画のひとつかもしれません。(このへんは、Genieさんがお得意ということになります=笑)。
「プラダを着た悪魔」には、オリジナルの英語の中に、かなりセンスのある表現、
が含まれていました。主人公のアンドレア(アン・ハサウエイ)とボーイフレンドや、仲間たちが仕事探しの話をしている時の会話。日本語では「家賃を払うため仕事」というようなことを、正確ではないですが、"Job for the payment for the rent"といっていました。聞いていると普通ですが、なんとなく日本語の「食うために働く」「家賃のために働く」というのが日本の感覚と似ているような気がしました。
二枚目プレイボーイ風のフリーランスの著名なライターが、アンドレアに「パリの豪華ホテルの
向かいのレストランは、あなたの(女性の)運命を変えるようなことになるかも知れないよ」というくどき文句のせりふに、
「(わたしではなく)ほかの女性の運命を変えて!」
とアンドレアが返すせりふなど、なかなかしゃれています。余談ですが、洋服のサイズが、「6号ちゃん」なのか「4号ちゃん」なのかなどは、女性にとっては、大変大きな問題のようでした(爆)。
鬼の編集長、メリンダ(メリル・ストリープ)のゲイのビジネス・パートナーに、メリンダの無理難題の要求、態度に対して、不満を述べるアンドレアにいうせりふ:
Wake up, sweetheart (あまったれるな、目をさますんだ・・・)
極めつけは、メリンダが、アンドレアに書類を出すように命令し、アンドレアがもたついていると・・・手を左右に振りながらメリンダが、業を煮やして「大河の流れのように、遅いのね」というせりふ。
アンドレアが、再就職で面接に行った会社の社長に、メリンダから連絡が行っていました:「この子(アンドレア)を採用しないような人間は大ばか者だ」と最大の賛辞が。泣かせる!(笑)
それにしても、この映画は「メリル・ストリープ」の映画です!
またまた、アカデミー賞をとるのでは、というすばらしい演技を見せてくれました。
ちょっと、弱さ、もろさを見せた場面では、化粧もせず、普段のバリバリの面影はなく、やつれて、老け込んだ感じで、これまたすごいです。パリの風景も、いいところ取りで、おっ、また行ってみたいなと思わせる(とくに女性には?)ところでしょう。
アンドレアが最終的にとった行動(携帯を、噴水の中に、ポン!)で吹っ切れて、いったん別れたBFのもとに帰るのは、納得派が多いのでしょうか(笑)。あるいは、キャリアウーマンで、階段を駆け上がろうという野心は、選択肢から外れるわけですか(爆)。現実派は、どうかな(爆)。純粋だけど、貧乏のさえない男か、金持ちプレイボーイで(浮気など先が心配な面はあるが)そちらとステータスを上げていくか・・・(爆)。
☆☆☆☆

