↑黒木瞳なと多くの女優と共演した田村正和(上)
田村正和は、若い。
髪がふさふさ(笑)で、とても戦前生まれ(1943年生まれ、63歳)とは思えません。
その田村正和があの「ニューヨーク恋物語」(1988年)「続・ニューヨーク恋物語」(2004年)などで
勝手知ったるニューヨークを舞台に映画で主演することになりました。
田村正和の14年ぶり主演映画は「ラストラブ」で、2007年初夏公開とのことです。その映画が、
ニューヨークロケでクランクアップ。映画は団塊世代の共感を集めそうな恋愛物語とのこと。
田村正和の映画を初めて見たのは「北の宿から」(1976年)。古い、30年前!
まだ、20代の田村だったが、あまり変っていないのでは (笑)。私は、凛として、知的な
中野良子のファンでした(笑)。
田村としては俳優人生で最後のラブストーリーにするつもりで撮影に臨んだ
といいます。それはそうでしょう、ここしばらくは、「パパはニュースキャスター」
「オヤジぃ。」など父親役が板についており、年齢的にも、ラブ・ストーリーは、もういいので
は・・・(笑)と余計なおせっかいか。
これまで多くの女優と共演。
黒木瞳、篠ひろ子、浅野温子、岸本加代子など。
今回は、伊藤美咲。
ハイライト・シーンが見もののようです。紅葉が深まるセントラルパーク。ダーク・スーツ姿の
田村がヒロイン役の伊東美咲(29)と抱き合う場面。(伊藤美咲は最近映画に出過ぎでは=笑。)
落ち葉の上に座り込み寄り添う2人が、胸に秘めた思いを明かすシーンがあり、涙を誘うクライ
マックスシーンなどが含まれているとのこと。
プロデューサーと監督は「ニューヨーク恋物語」と同じ。主演人気ドラマ「古畑任三郎」のスタッフ
も参加したといいます。現場にいると安心感があるかららしいですね。
田村正和は、故阪東妻三郎の三男。1961年、木下恵介監督「永遠の人」で正式デビュー。その後、
フジ「眠狂四郎」などニヒルな二枚目としてテレビで才能を開花させました。
現在の人気を不動のものにしたのは、1984年、TBS「うちの子にかぎって…」で初の三枚目を
演じてから。1994年、フジ「警部補・古畑任三郎」のニヒルな刑事が当たり役となり、
その後シリーズ化。「ニューヨーク恋物語」「パパはニュースキャスター」「オヤジぃ。」
「おとうさん」など出演作は多数。
独特の、少し舌足らずのような、キザっぽい口調が、「田村スタイル」というのでしょうか(笑)。
あそこまでくれば、お見事です。モノマネでも、栗田貫一などにより、よく誇張して取り上げられ、
笑わせてくれます。
髪の毛をバサッとはさみで一度切ったらどうかな・・などと考えています(爆)。タダの”おっさん”
になったりして(笑)。最初は、キザ、ニヒルなどと思っていましたが、ここまで徹底していると、
憎めません。すごいです。
活躍の場は、テレビ、舞台、映画、CMにと幅広く、とにかく、主婦層に根強い人気ですね(笑)。
ある俳優が言っていたようです。「田村正和は、年をとらない」(笑)と。
タレントなどで、田村正和と同じ1943年生まれは・・・
樹木希林 女優 1943年 1月15日
小林稔侍 俳優 1943年 2月7日
森本レオ 俳優 1943年 2月13日
加藤茶 タレント 1943年 3月1日
松尾嘉代 女優 1943年 3月17日
橋幸夫 歌手 1943年 5月3日
梓みちよ 歌手 1943年 6月4日
関口宏 俳優 司会者 1943年 7月13日
桂三枝 落語家 1943年 7月16日
ロバート・デニーロ 俳優 1943年 8月17日
加賀まり子 女優 1943年 12月11日
たしか、みのさんこと、みのもんたもそのはずです。