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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

女優(16)「ジュリアン・ムーア」: 体当たり演技で、がんばっています。

ジュリアン・ムーア(1960年12月生まれ)は演技派女優として、定評がある。 
ただ、ジュリアン・ムーアだから映画を見に行ったというのでなく、よさそうな映画だなと思って、見に行ったら、ジュリアン・ムーアが主演だったというのが、多い。

たとえば「ことの終わり」「エデンの彼方に」「シッピング・ニュース」などである。
1980年代の半ばごろから小さい役で映画に出ていたが、注目されたのは、「ショート・カッツ」「9か月」「暗殺者」など。「ブギーナイツ」でアカデミー賞助演女優賞を受賞。
2000年には「ことの終わり」で、アカデミー賞主演女優賞にノミネート
この「ことの終わり」の体当たり演技は、強烈。脱ぎっぷりよく、少々エロティックな
場面もあり、本人曰く「必要な場面では、スタッフと共同作業で、演技に専念する」と言ってまったく抵抗はないとのこと。まあ、日本の女優と比べても仕方がないものの、
タイプとしては、濡れ場なんのそのの寺島しのぶにどことなく似ている感じがした。

この映画では、夫がありながら、レイフ・ファインズとの情事に走るが、ある時忽然と前触れなく、姿を消す・・・。そして、何年かの後、再会するが・・・。
なぜ、姿を消したかが、明らかにされていく・・・。
原作が、あの「第三の男」のグレアム・グリーンということで、見ごたえある映画になっている。

エデンより彼方に」も、おそらく代表作の1本といえる。1950年代のアメリカ。
中流以上の裕福な典型的な家庭で、特に当時としてはタブーと思われる妻(ムーア)にとって大変なショックとなる事件が起こったり、自身で、黒人の庭師に対しての特別な感情をいだいたりといったことが淡々と描かれる。古い時代の映像を見ているような錯覚を 覚える映画である。夫役には、デニス・クエイド

ハンニバル」(あの「羊たちの沈黙」の続編)で、前作では、ジョディー・フォスターの役を演じた。「めぐりあう時間たち」では、N.キッドマン、M.ストリープと共演し、演技派の力量を見せ付けた。

最近では「フォーガットン」で、子供が突然行方不明になったことから、必死に探す母親役を好演したが、その結末は、あの「フライトプラン」とは相当違って
いた(笑)。

ハリウッド女優といっても、一定の年齢(40代半ば以上)になると女優の仕事のオファーが少なくなるということが語られていたデブラ・ウインガーを探して」のなかのセリフで「その中でも活躍しているのが、ジュリアン・ムーアというのがあったのが印象に残る。

ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション (2015)  
アリスのままで (2014)  ☆☆☆
ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス (2014)
マップ・トゥ・ザ・スターズ (2014)
フライト・ゲーム (2014)
ドン・ジョン (2013)
■キャリー (2013)
ロバート・デ・ニーロ エグザイル (2012)<未>  
■ゲーム・チェンジ 大統領選を駆け抜けた女 (2012)<TVM>
■メイジーの瞳 (2012)
ラブ・アゲイン (2011) ☆☆☆
キッズ・オールライト (2010)
■クロエ (2009)★★
シングルマン (2009)
■シェルター (2009)
■50歳の恋愛白書 (2009) ★★
ブラインドネス (2008)
美しすぎる母 (2007)
■NEXT -ネクスト- (2007)
アイム・ノット・ゼア (2007) ★★  
■フリーダムランド (2006)
トゥモロー・ワールド (2006)
■NOセックス、NOライフ! (2005)<未>
フォーガットン(2005)  ★★
エデンより彼方に(2002)  ☆☆☆
めぐりあう時間たち(2002) ☆☆☆
■エボリューション(2001)
シッピング・ニュース(2001) ★★
ハンニバル(2001)☆☆☆
■クッキー・フォーチュン(1999)
■ことの終わり(1999) ☆☆☆☆
■マップ・オブ・ザ・ワールド(1999)
■理想の結婚(1999)
■サイコ(1998)★★
ビッグ・リボウスキ(1998)
■ ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997)
ブギーナイツ(1997)
■サバイビング・ピカソ(1996)
■暗殺者(1995)
■9か月(1995)
■SAFE(1995)
■最高のルームメイト(1994)
■ショート・カッツ(1994)★★
■42丁目のワーニャ(1994)
■妹の恋人(1993)
■逃亡者(1993) ☆☆☆
■ゆりかごを揺らす手(1991) ☆☆☆
■フロム・ザ・ダークサイド/3つの闇の物語(1990)