「寝ずの番」は、マキノ雅彦(=津川雅彦)第1回監督作品だ。
初日に観た知人が、「絶対お勧め」と熱っぽく語るので、観てきた。テレビスポットなどで、予告が一部紹介されているが、あれは序の口(?)で、導入部に過ぎず、あとから、あとからエピソードがでてくる、でてくる。
「バチが当たるほど面白い!」の宣伝文句どおり、はじめから最後まで、観客をぐいぐいひっぱてくれ、笑い涙をこらえるのに苦労するほどのおかしさ。今年の日本映画の代表作となるだろう。
監督が、「主役にこの人が受けなければ、映画は作らない」
とまで言わしめた中井貴一 が、歴史モノなどの硬派から一転し、
「人を喰ったような」快演ぶりをみせている。(次の「日本アカデミー賞・主演男優賞」は、当確か?)
「ふぞろいの林檎たち」の若者が、日本の代表的な俳優になりました、と実感させられた映画である。
俳優陣が、すごい。
中井貴一、岸部一徳、長門裕之、堺正章、笹野高史、富司純子、木村佳乃・・・
(その他の大物俳優の特別出演は、目を見張る顔ぶれ・・・映画のお楽しみ)
いわゆる、昔の艶歌は、どこにでも田舎などであったと思うが、ちょっと下品(相当な下ネタ)だが、オンパレードの場面では、まいってしまうほどの連打、パンチ!(とくに、岸部一徳のところでは、ハンカチで、笑いをこらえるのが難しい!?)
イーデス・ハンソンなど、30-40年前の「関西弁を話す変な外人」が、登場、懐かしい。
絶対に、今年一番(4月現在)のお勧めの日本映画でした。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
「にほん映画村」に参加しています:ついでにクリック・ポン♪。
https://movie.blogmura.com/movie_japanese/
https://movie.blogmura.com/movie_foreign/