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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">&#039;00②「キル・ビル Vol. 2 」</span>




キル・ビル Vol. 2 」を丸の内の劇場で見た。この時点でまだ「Vol.1」は見ていなかった。

この映画を2004年春に見たときには、タランティーノ監督についてもほとんど知らず、
俳優も知らず、予備知識もなく、観に行った。しかも初日に観た。

1作目の評判だけは聞いていたので、興味しんしんに・・・。

 その第一印象は・・・。

 「こんなのありい~なのか?」でありました。

 型破りですが、2000年代のお気に入り映画の1本に入れさせていただきます。
 (「おもしろさ」・・・が基準という単純な評価をクリアしたのですね。)

 西部劇、サムライ映画、やくざ映画任侠映画カンフー映画
 をミックス。いいところどり。とくに監督が梶芽衣子の大ファンだと
 あとで知り、なんと映画のエンディングに、梶芽衣子の歌(「修羅雪姫」)まで、
 挿入しているのにはぶったまげてしまいました。

 東映仁侠映画顔負けで、一粒で2度びっくりしたのであります。
 全体的に音楽も大変いいですね。

 ストーリーは、女の復讐劇。

 第1作と2作は一度に作られ、長すぎるので、PART 1とPART 2に分けて上映。

 その時間的間隔、約半年。1作目を観ていなかったが、2作目を先に観ても
 支障はなかったです。(3作目の予定はないという。何とか、こじつけでも
 いいから作ってみては、タランティーノ君!)

 逆に2作目を観ていたので、あとで見た1作目をよく理解できた、
 というべきでしょうか。

 というのは、1作目で、疑問、説明不足がずいぶんあって、
 PART 2で、明かされるからです。

 主演のユマ・サーマン女剣士は、動き鋭くかっこいいものでした。

 1作目で、ほとんど出番なしだった、タイトル・ロールの「ビル」が
 はじめて顔を出します。一見悪い人間に見えないが、実は非情。

 ビルの元愛人の一人だったサーマンは、(おなかの子とともに、
 ビルに殺された・・・かに見えたが)一命をとりとめ、ビル一派の 
 一人ひとりを殺していく・・・そして、最後に「ビル」まで
 たどり着くのだが・・・「Kill Bill」となるのかいかに・・・

 映画館を出てくるときには、面白い映画を観たという余韻に浸っていると・・・

 雑誌「ぴあ」の突撃取材に、つかまってしまいました。

 「映画はどうでしたか(評価)、何回くらい月に見ますか」など
 矢継ぎ早の質問攻勢! 詳しく、感想などを披瀝(そんな大げさなモンじゃないですが)
 して、写真を取りますというので、ハイどうぞ・・・。
 (必ず載りますか、と突撃アルバイト的取材チームに確認したんですが)
 雑誌(「ぴあ」を買ったのに、出てない。「なんだ~(笑)。せっかく
 時間を取って、真剣に映画の話をしたのに」と思いましたが、
 そこは、出ても虫眼鏡で見ないとわからないような代物で、まあいいか・・と(笑)。

 っと、そんな経験がある、キル・ビル Vol.2 なのです。

 「キル・ビル」1作目は、ルーシー・リュウ、子供のころの憧れのアクションスター、ソニー千葉こと
 千葉真一(「七色仮面」「アラーの使者」など)ほかの演技や、めちゃくちゃな内容楽しませてくれま した。

  余談ですが「エンタの神様」なる番組で、桜塚ヤックン(スケバン京子)が、常に
 「キル・ビル」のテーマ曲を背景に登場するので、思い出して本日の紹介となりました。

  (内容)
   東京での復讐を終えたザ・ブライド(ユマ・サーマン)は、残る標的を
   求めてテキサスの荒野に降り立った。そこにはストリップ・クラブの
   用心棒をするビルの弟バド(マイケル・マドセン)が酒浸りの日々を送っていた……。

2004年
アメリ
監督 クエンティン・タランティーノ
脚本 クエンティン・タランティーノ
音楽 RZA 、ロバート・ロドリゲス
出演 ユマ・サーマン
  デヴィッド・キャラダイン
  ダリル・ハンナ
  マイケル・マドセン
  ルーシー・リュウ