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<span itemprop="headline">1980年代③「ダイ・ハード」</span>




1980年代③「ダイ・ハード

 ちょうど80年代後半は、バブル最盛期でもあり、日本企業が米国のランドマーク的ビルを買い漁るとマスコミ批判も出ていた時期。そんな中、映画の舞台となったのは、なんと日本資本のビルだった。
 テロリストによって日本商社の高層ビルが乗っ取られるという事件に、偶然巻き込まれた1人の刑事の活躍と戦いを描くスペクタクル映画。90年代のアクション映画に大きな影響を与えたといわれる。

 80年代のアクション・スペクタクルでは、面白さ抜群!
 
 ブルース・ウィリス出世作となった。 ブルース・ウィリスの最大のはまり役で、続編も作られた。一人で、17人ものテロリストと敢然と立ち向かう様は、まるで、ミフネ ”三十郎”が、大勢の侍相手に闘うようなスーパーヒーローの誕生でもあった。ジョン・マクレーン(ウィリス)の、時にユーモアを見せるランニング姿での汗だくのスーパーマン的活躍は、かっこよく、拍手喝采でこの映画は迎えられた。個人的には、80年代中のベスト5アクション映画である。

1988年アメリカ映画
ダイ・ハード
(原題:Die Hard)
(公開1989年)
監督 : John McTiernan ジョン・マクティアナン
製作 : Lawrence Gordon ローレンス・ゴードン / Joel Silver ジョエル・シルヴァー
製作総指揮 : Charles Gordon チャールズ・ゴードン
原作 : Roderick Thorp ロデリック・ソープ
脚本 : Jeb Stuart ジェブ・スチュアート / Steven E. de Souza スティーヴン・E・デ・スーザ
撮影 : Jan De Bont ヤン・デ・ボン
音楽 : Michael Kamen マイケル・ケイメン
キャスト(役名)
Bruce Willis ブルース・ウィリス(John_McClane)
Bonnie Bedelia ボニー・ベデリア(Holly_Gennaro_McClane)
Reginald Veljohnson (Sgt.Al_Powell)
Paul Gleason ポール・グリーソン(Dwayne_T.Robinson)
De'Voreaux White (Argyle)
William Atherton ウィリアム・アザートン(Thornburg)
Hart Bochner ハート・ボックナー(Ellis)
James Shigeta ジェームズ・繁田(Takagi)
Alan Rickman アラン・リックマン(Hans_Gruber)
Alexander Godunov アレクサンダー・ゴドノフ(Kari
Bruno Doyon (Frenco)
Andreas Wisniewski アンドレアス・ウィスニュースキー(Tony)

(内容)
 NY市警刑事ジョン・マックレーン(ブルース・ウィリス)はXmas休暇で妻ホリー(ボニー・ベデリア)や2人の子供達に会いにLAへやってきた。LAへ着いたジョンはホリーの勤務先である日本商社ナカトミ株式会社に向かう。

 別室で旅の疲れを癒してる時にテロが襲撃してきた。テロは社長を殺し社員を人質に取った。別室に一人でいたジョンは難を逃れた。テロはプロ集団で警察も手に負えない。ジョンは一人で戦う決心をするのだった・・・。
 テロ・リーダーのハンス・グルーバー(アラン・リックマン=冷徹・沈着なテロリストのリーダー)は金庫に眠る6億4000万ドルの無記名の債券を要求するが、タカギがそれに応じないのを見てとると、彼を射殺してしまう。そしてその現場をジョンが目撃したことにより、彼とテロリストたちの息詰まる戦いの火ぶたが切って落とされるのだった・・・

 
☆☆☆☆