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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

<span itemprop="headline">1970年代⑬「激突!」</span>



1970年代⑬「激突!」

 何と何が「激突するというのか」。交通事故でも扱った映画なのか。そこそこ宣伝を見て、
タイトルを観て、面白そうだ。そんな単純な動機で劇場に足を運んだ。1971年の作品で、日本公開は
1973年1月。

 映画は、一人の無名の新人監督の作品だった。撮影当時は24歳という。

 劇場に入る前と後で、観客には大きな変化があった。満足感だ。
まったく新しい手法の映画に観客は狂喜し、唸った!
 
 若者監督の名前は、
      スティーブン・スピルバーグ といった。なんという鮮烈なデビュー。


 このあと、スピルバーグは、1975年の「ジョーズ」では、記録的な大ヒットを収めた。
さらに「E.T.」は、映画史上の、すべての観客動員記録を塗り替えた! ・・・
続くすべてのスピルバーグの原点の映画が、この「激突!」にあったのである。

(内容)
 平凡なセールスマンがハイウェイで何気なく追い越した一台のタンクローリー

 それが恐怖の始まりだった……。

 今や伝説となった天才スピルバーグの傑作。スピルバーグのダイナミックな演出。タンクローリーをあくまでも怪物視し、映画の原点とも言うべき“追跡”-追う者と追われる者の闘い-を見事に描いた。
 そして、ラストの余韻・・・。

激突!
(原題:Duel)
1971年米国映画
監督: スティーヴン・スピルバーグ
製作: ジョージ・エクスタイン
原作: リチャード・マシスン
脚本: リチャード・マシスン
撮影: ジャック・A・マータ
音楽: ビリー・ゴールデンバーグ
 
出演: デニス・ウィーヴァー
ジャクリーン・スコット
エディ・ファイアストーン
ルー・フリッゼル
ルシル・ベンソン

《公開時コピー》
 40トンの殺人トラックに戦慄が走る! 凄まじい迫力で追いまくられる車 
500マイルのデッドヒート! かつてなき恐怖と衝撃の連続!

リバイバル時)
まっ昼間 恐怖のトラックに 襲われた乗用車 何のために? 何故?
全世界にセンセーションを まき起した話題の「ジョーズ」 監督スティーブン・スピルバーグ のデビュー作!