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「名作に進路を取れ!」…映画とその他諸々のブログです。

邦画 2010~17年

<span itemprop="headline">映画「恋人たち」(2015)キネマ旬報ベストテン第1位。作品賞、脚本賞受賞。</span>

2015年度キネマ旬報第1位の映画「恋人たち」(2015)を見た。タイトルのイメージとは180度異なり、いろいろな意味で衝撃を受けた。日常の生活の断片をまるでアドリブのように(実際にアドリブも多かったようだ)、出演者の7、8割は新人で素人というのがリア…

<span itemprop="headline">映画「わたしのハワイの歩き方」(2014)榮倉奈々主演。</span>

「わたしのハワイの歩き方」(2014)を見た。まるでハワイに行ったような気分になるハワイロケによる気楽に見られる日本映画。ハワイ・オアフ島を舞台に、毎晩パーティーに出掛けるヒロインのハイテンションな日々を、「図書館戦争」などの榮倉奈々(えいく…

<span itemprop="headline">映画「繕い裁つ人」(2015)</span>

「繕い裁つ人」(2015)を見た。”つくろいたつひと”と読む。町の仕立て屋と常連客たちとの織りなす日々を描いた池辺葵の同名人気コミックを実写映画化。祖母が始めた小さな洋裁店を継いだ2代目の店主・市江を主人公に、洋裁を通してとりまく人々との交流を描…

映画「エイプリルフールズ」(2015)ドタバタ群像劇。

映画「エイプリルフールズ」( 2015)を見た。 人気コメディドラマ「リーガルハイ」の脚本と演出を手がけた古沢良太と石川淳一のコンビが完全オリジナルストーリーで再びタッグを組んだ初映画作品。「寄生獣」や「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズで知られる古沢…

<span itemprop="headline">映画「嫌な女」(2016)吉田羊、木村佳乃主演。黒木瞳初監督。</span>

「嫌な女」(2016年)を見た。今年6月に公開されたが、10億円の製作費で、女優・黒木瞳が初監督デビューということで、公開前は話題になったが、全国52館で公開され、ネットなどによると評価は限りなく低い。公開されたことすら忘れ去られてしまいそうだが、…

映画「海よりもまだ深く」(2016)

「海よりもまだ深く」を見た。監督は是枝裕和。主演は阿部寛。 団地を舞台に、売れない小説家の主人公と、団地に一人住まいのその母親、別れた元妻とその息子。「こんなはずじゃなかった」と今を生きる家族を映したストーリー。 主演の阿部寛は映画「歩いて…

<span itemprop="headline">映画「海賊とよばれた男」(2016)</span>

「海賊とよばれた男」を見た。MOVIXさいたまにて。冒頭、英語で、事実に基づくという字幕が出る。明治、大正、昭和という激動の時代を舞台に、大胆な発想や行動力で大事業を成し遂げていく男の姿を描いた、実話ベースの百田尚樹の小説を岡田准一主演で映画化…

映画「クリーピー 偽りの隣人」(2016)

「クリーピー 偽りの隣人」(2016)を見た。 今年の2月にベルリン映画祭で上映された模様がニュースであり、黒沢清監督は上映後「こういう“危なっかしい”映画を上映してくれたベルリン映画祭の勇気に感謝します」とコメントしていた。日本の劇場公開は6月だ…

<span itemprop="headline">映画「グッドモーニングショー」(2016)濱田岳が怪演!</span>

「グッドモーニングショー」(2016)を見た。MOVIXさいたまにて。先入観で、コメディ映画かと思ったが、やや違っていた。コメディ要素もあるものの、ワイドショーやテレビそのもののあり方などを問うメッセージのある映画だった。お気楽映画と思っていたが、…

<span itemprop="headline">映画「怒り」(2016)豪華キャストで描く問題作。</span>

映画「怒り」(2016)を見た。MOVIXさいたまにて。監督・李相日と原作・吉田修一という映画「悪人」(2010)のタッグにより、渡辺謙、宮崎あおい、妻夫木聡、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すずといった豪華キャストで実現したミステリー・タッチの人間…

<span itemprop="headline">映画「君の名は。」(2016)</span>

「君の名は。」(2016)を朝一番(9:00~)で見た。MOVIXさいたまにて。今朝は関東地方は大雨だった。合羽を着て、傘をさして自転車という不安定な要素もあったが、初志貫徹。おかげでズボン、靴はずぶぬれ。映画は、3週連続で1位の興行成績だそうで、興…

<span itemprop="headline">映画「後妻業の女」(2016)大竹しのぶが圧倒する存在感!</span>

「愛の流刑地」の鶴橋康夫監督最新作の「後妻業の女」(2016)を見た。MOVIXさいたまにて。口八丁手八丁で、とにかくしぶとい強欲女を演じる大竹しのぶの圧倒する演技のすごさにくぎ付けとなった。映画はコメディであるとともに少子高齢化、老老介護などで社…

映画「俳優 亀岡拓次」(2015)安田顕主演。

今年初めに劇場公開(初上映は、2015年10月の「東京国際映画祭」)された「俳優 亀岡拓次」を観た。映画のわき役専門俳優の不器用な片思いの恋を描いたハートフル・コメディ。主人公を演じるのは、安田顕。 安田顕といえば、演劇ユニットTEAM NACSのメンバー…

<span itemprop="headline">映画「ボクは坊さん。」(2015)</span>

「ボクは坊さん。」(2015)は、実話に基づいた若きお坊さんの成長物語。原作は、糸井重里が主宰するWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」で約7年間にわたって連載された、現役の住職によるエッセイで、伊藤淳史主演で映画化。愛媛県今治市を舞台に、お寺の息子と…

<span itemprop="headline">映画「シン・ゴジラ」(2016)</span>

「シン・ゴジラ」(2016)は、話題となっている旬のうちに見ておくべき映画の1本であることは確実のようだ。期待を裏切らない作品だった。「ゴジラ FINAL WARS」(2004)以来12年ぶりに東宝が製作したオリジナルの「ゴジラ」映画。「ヱヴァンゲリヲン新劇場版…

<span itemprop="headline">映画「新宿スワン」(2105)綾野剛、山田孝之、沢尻エリカほかキャスト。</span>

「新宿スワン」(2015)は、アジア最大の歓楽街、新宿歌舞伎町で奔走する水商売のスカウトマンたちの姿を描いた、和久井健の同名コミックを園子温監督が綾野剛を主演に迎えて映画化。新宿の裏社会(闇社会)に生きるスカウトマンの生態、抗争、裏切り、のし上…

<span itemprop="headline">映画「あん」(2015)樹木希林の名演光る。</span>

昨年公開された「あん」(2015)を見た。moreさん(モアひゃん)のブログで、樹木希林の演技を絶賛していたので、「わが母の記」などでもその自然体の演技で高い評価の樹木希林と最近は過去を背負ったような役柄の多い永瀬正敏(「64 ロクヨン」後編など)が共…

<span itemprop="headline">映画「二重生活」(2016)門脇麦主演。</span>

小池真理子原作の「二重生活」(2016)を見た。MOVIXさいたまにて。主演はドラマ「まれ」や映画「愛の渦」(2014)などで注目され、現在最も旬の女優の一人、門脇麦(かどわき・むぎ=本名、23歳)。新感覚心理エンターテイメント作品と言われ、引き込まれた…

映画「残穢(ざんえ)ー 住んではいけない部屋 ー」(2016)

「残穢(ざんえ)住んではいけない部屋」(2016)を見た。 原作は、小野不由美によるホラー小説で、「ゴールデンスランバー」「白ゆき姫殺人事件」などの中村義洋監督が映画化したミステリー。 小説家にメガネをかけた竹内結子が扮しているポスター写真など…

<span itemprop="headline">映画「64 ロクヨン」(後編)(2016)。</span>

「64 ロクヨン」(後編)(2016)の公開初日、あさイチで見た。MOVIXさいたま(ポイントで)。前編は、いくつかの謎を残した「起・承」とするなら後編は「転・結」にあたる。前編を見ている人は必然的に後編も見に行く映画。監督は「アントキノイノチ」の瀬…

<span itemprop="headline">映画「ピース オブ ケイク」(2015)</span>

「ピース オブ ケイク」(2015)を見た。単なる人気コミックの実写化で邦画のラブストーリーということだったら、ティーン向けの映画だろうと絶対に見ない類の映画。しかし、この映画は、若手女優の中でも目ヂカラと演技力で定評がある多部未華子主演という…

<span itemprop="headline">映画「駆込み女と駆出し男」(2015)</span>

昨年の今頃公開された映画「駆込み女と駆出し男」(2015)を見た。原案は井上ひさしの時代小説「東慶寺花だより」で、「クライマーズ・ハイ」「わが母の記」の原田眞人監督が初めて手がけた人情時代劇。主演の大泉洋は、飄々とした役柄が多いが、キムラ緑子…

映画「殿、利息でござる!」(2016)

「殿、利息でござる!」(2016)を見た。MOVIXさいたま。 日本映画では久しぶりに感動した。最初に実際にあった話であると断りが画面に出る。タイトルからは、コメディっぽい印象があったが、しっかりとした脚本と豪華な演技派俳優などの演技陣によって映画…

<span itemprop="headline">映画「海街Diary」(2015)</span>

映画「海街Diary」(2015)を見た。監督・脚本は是枝裕和。4姉妹を演じた綾瀬はるか、長澤まさみ、夏帆、広瀬すずの4人が主演。第68回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品作品。キャッチフレーズは「家族を捨てた父が、のこしてくれた家族。」第39回日…

<span itemprop="headline">映画「64~ロクヨン~」(前編)(2016)</span>

映画「64~ロクヨン~」(2016)2部作の前編を見た。MOVIXさいたまにて。見応えがあった。「後編」への”序章”、嵐の前の静けさといった前編だった。「ロクヨン」とは、わずか7日間でその幕を閉じた昭和64年、その間に起きた少女誘拐殺人事件の通称。原作…

映画「家族はつらいよ」(2016)山田洋次監督作品。

山田洋次監督の「家族はつらいよ」(2016)をきょう朝一番(8:50~)、MOVIXさいたまで見た。午前十時の「旅情」(1955)の感動を再び♪にしようか迷ったが、とりあえずは「家族はつらいよ」で正解ではあった。山田洋次監督の集大成のような作品だった。 山田…

<span itemprop="headline">映画「ソロモンの偽証」(前篇:事件)(後篇:裁判)(2015)2回目。</span>

昨年2月に大ホール試写会でみた「ソロモンの偽証」(前篇:事件)と4月に劇場で見た「ソロモンの偽証」(後篇:裁判)を一気に再見した。2度目でますますこの映画の凄さがわかってくる。改めてオーディションを経て出演した中学生(14~15歳前後)の真剣…

<span itemprop="headline">映画「「柘榴坂の仇討(ざくろざかのあだうち)」(2014)。</span>

「柘榴坂の仇討(ざくろざかのあだうち)」(2014)を見た。堅苦しい映画かと思ったら、わかりやすく面白い映画だった。中井貴一&阿部寛主演でずしりとした重みのある重厚な人間ドラマで、ラストは感動させられる。共演は広末涼子、藤竜也、嶋政宏、中村吉…

<span itemprop="headline">映画「岸辺の旅」(2015)鑑賞と高崎映画祭授賞式。</span>

「岸辺の旅」(2015)を観た。3月26日~4月10日まで開催されている高崎映画祭の上映作品の1本で、邦画は「野火」「恋人たち」「FOUJITA」「アレノ」など計21本が上映される。第30回高崎映画祭授賞式(27日午後4時~)に先立って、午前中に観たのが同映…

<span itemprop="headline">映画「二流小説家 シリアリスト」(2013)</span>

「二流小説家 シリアリスト」(2013)を見た。アメリカ人作家・デイヴィッド・ゴードンの小説「二流小説家」(原題:The Serialist)を日本に置き換えた日本映画。つまらなくはないが、猟奇的な映画は、暗くなりがちで、首無しなど、どうも好きではなく・・…