俳優・女優・監督
「ラーゲリより愛を込めて」(2022)を見る。監督は「64-ロクヨン-前編/後編」の瀬々(ぜぜ)敬久、主演は二宮和也。日本アカデミー賞で優秀主演男優賞と美術賞を受賞。 共演は北川景子、松坂桃李、桐谷健太、安田顕、中島健人、寺尾聰、市毛良枝、渡辺真起…
第76回全米監督組合(DGA)賞で映画「オッペンハイマー」のクリストファー・ノーラン監督が栄冠を手にした。 ノーラン監督は「メメント」「ダークナイト」「インセプション」「ダンケルク」で4回ノミネートされてきたが今回、5度目の正直、初受賞を果たした…
「ラスティン ワシントンの「あの日」を作った男」(原題:Rustin、2023)はアメリカの公民権運動映画。「マ・レイニーのブラックボトム」(2020)のジョージ・C・ウルフ監督の作品であること、アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされている作品というこ…
「伯爵」(原題:El Conde, 2023)を見る。第80回ベネチア国際映画祭コンペティション部門で最優秀脚本賞を受賞し、第96回アカデミー賞では撮影賞にノミネートされた。本作の主人公は独裁政権の象徴アウグスト・ピノチェト(※)で、250年間生き続けた吸血鬼と…
「横浜フランス映画祭2024」(旧フランス映画祭)が3月20日(水・祝)から24日(日)までの5日間開催される。 2月5日(月)「横浜フランス映画祭2024」ラインアップ発表記者会見が開催された。1993年の第1回開催から今年で第31回となる。役所広司が横浜フラン…
「東京ジョー」(原題:Tokyo Joe, 1949、日本公開1993年)を見る。占領下の東京を舞台に、悪と対決する男の姿を描いた異色のハリウッド映画。この映画は知らなかった。 主演は「マルタの鷹」「カサブランカ」のハンフリー・ボガート。共演は「戦場にかける…
映画「Gメン」(2023)はキネマ旬報の読者選出ベスト・テンで、2023年度、日本映画で1位となったので見た。 1位というニュースがなかったらまず見なかった映画。監督は瑠東東一郎。評論家が1票も入れなかった作品。ベストテンの2位以下はかなり共通なので、1…
「妻消えて」(原題:消失的她/Lost in the stars、2022)を見る。中国映画。121分。実話ベース。 日本では中国映画週間で「ロスト・イン・ザ・スターズ」のタイトルで上映された。原題の「她」は中国語の「彼女」の意味。どんでん返しの連続などという言葉…
「彼方に」(原題:The After)を見る。18分の短編。第96回アカデミー短編実写映画賞にノミネートされた。暴漢に襲われて、最愛の小さな娘と妻を同時に失った男の喪失感と苦悩を描く。絶望感がにじみ出ていて、胸が締め付けられる。 知り合いたちからの電話…
「水は海に向かって流れる」(2023)を見る。主演は広瀬すずと大西利空。 高校への進学を機に、叔父・茂道(高良健吾)の家に居候することになった直達(大西利空)。だが最寄りの駅に迎えにきたのは見知らぬ大人の女性、榊(さかき)(広瀬すず)さんだった…
新金曜ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系金曜よる10時)が1月26日スタート、第2話(2月2日)まで見た。昭和と令和の時代の格差などがタイムリー。 面白いにもほどがある! 主演・阿部サダヲ×脚本・宮藤官九郎、昭和のダメおやじが令和にタイムスリッ…
ハリウッド女優のキャメロン・ディアス(51)が10年ぶりに映画の新作で帰ってくる。女優復帰作は「Back In Action (原題)」で、ファーストルックが公開された。 「ANNIE/アニー」(2014)を最後に映画出演がなくなり、2018年に女優業引退を宣言していたキ…
「2023年第97回キネマ旬報ベスト・テン」が発表され、日本映画ベスト・テン第1位は阪本順治監督、黒木華主演の「せかいのおきく」、外国映画ベスト・テン第1位にはトッド・フィ-ルド監督、ケイト・ブランシェット主演の「TAR/ター」が選ばれた。 役所広司…
クリストファー・ノーラン監督の映画「オッペンハイマー」の日本版予告編と日本版ポスターが解禁された。映画は第96回「アカデミー賞」で作品賞、監督賞など最多13部門にノミネート。 天才科学者オッペンハイマーは、第二次世界大戦下、アメリカの極秘プロジ…
「グリセルダ」(リミテッド・シリーズ、全6話、2024)の1~3話を見る。歴史上最も収益性の高いカルテルのひとつを作り上げた、博識で野心的なコロンビア人女性実業家グリセルダ・ブランコの実人生(実話)を描いている。 「ゴッドマザー」「マフィアの母」…
■「ボーはおそれている」(2月16日公開)「ジョーカー」(2019)でアカデミー賞主演男優賞を受賞した名優ホアキン・フェニックス主演。さまざまな映画で怪演を見せてきたフェニックスが極限の演技を見せるというので期待。監督は「ミッドサマー」のアリ・ア…
「哀れなるものたち」(原題:Poor Things, 2023)を朝一で見る。さいたま新都心のシネコン「MOVIXさいたま」。一言でいえば「フランケンシュタイン」の女性版。倫理を超越した科学的医学的実験で生まれた「無垢(イノセンス)」な女性の自分探しのロードム…
第47回日本アカデミー賞における正賞15部門の優秀賞および新人俳優賞が授賞式に先駆けて発表され「ゴジラ-1.0」が作品賞をはじめ最多の12の優秀賞を受賞した。 山崎貴が監督を務め、神木隆之介、浜辺美波、安藤サクラらが出演した「ゴジラ-1.0」は優秀作品賞…
「ブルーリボン賞」の作品賞は「ゴジラ-1.0」が獲得した。国内外でゴジラの”快進撃”が続く。 東京映画記者会(在京スポーツ紙7紙の映画担当記者で構成)が選ぶ「第66回(2023年度)ブルーリボン賞」が23日決定した。 米アカデミー賞で視覚効果賞にノミネー…
第96回アカデミー賞のノミネーションが1月23日(現地時間)に発表され、原爆の父を描いたクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」が作品賞や監督賞、キリアン・マーフィーの主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jrの助演男優賞など最多13ノミネート…
「ジョン・ウィック:コンセクエンス」(原題:John Wick: Chapter 4、2023)は、キアヌ・リーブスが伝説の殺し屋に扮した大ヒットアクション「ジョン・ウィック」シリーズの第4弾。2023年9月に劇場公開されたが、早くもNetflixに登場(1月22日~)。 銃によ…
「夜の大捜査線」「屋根の上のバイオリン弾き」などの監督ノーマン・ジュイソンが20日、カリフォルニア州ロサンゼルスの自宅で亡くなった、97歳。米メディアが伝えた。 カナダ・トロント出身のカナダ人監督。テレビ業界で脚本家や監督を経験した後、1962年に…
第77回英国アカデミー賞(BAFTA)のノミネーションが発表され、”原爆の父”を描いたクリストファー・ノーラン監督の「オッペンハイマー」が、最多13ノミネートを獲得した。 本作はゴールデン・グローブ賞とクリティクス・チョイス・アワード(放送映画批評家…
新企画ダチ飲み【山田孝之×オリエンタルラジオ】同世代の超真剣トーク【後編】というのがあったので見た(中田敦彦のYouTube大学。「前半」はオリエンタルラジオの藤森慎吾のYouYube)。 芸能界の裏側、とくに山田孝之の俳優、プロデューサーの立ち位置、考…
「小説家との旅路」(原題:Best Sellers、2021)を見る。イギリス・カナダ・アメリカ合作。100分。二度のアカデミー助演男優賞に輝くイギリスの名優マイケル・ケイン主演のヒューマンドラマ。ケインは撮影時、88歳。 偏屈な老作家と親から継いだ出版社の経…
「ドント・ウォーリー・ダーリン」(原題:Don't Worry Darling、2022)を見る。サスペンスホラー映画。ポスターの宣伝文句は「ユートピアスリラー」(いろいろな言い方がある)。123分。 監督は「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」でデビュー…
映画「薄氷」(2021)(英題:Below Zero、スペイン語:BAJO CERO(ゼロ度以下)、2021)を見る。出演は「オリーブの樹は呼んでいる」のハビエル・グティエレス、「ザ・ロンゲスト・ナイト」のルイス・カイェホ、「インベーダー・ミッション」のカラ・エレハル…
映画「愛しき人生のつくりかた」(2015)を浦和・埼玉会館・小ホールで見た。監督・脚本は「エディット・ピアフ 愛の讃歌」「ターニング・タイド 希望の海」などで俳優としても活躍するジャン=ポール・ルーブ。 夫の死後家族に行方を告げず姿を消した祖母を捜…
映画「Lift/リフト」(原題:The Lift, 2023)を見る。Netflix の独占配信(1月12日~)。ある国際的な強盗団が、上空およそ1万メートルを飛行中の旅客機から5億ドル相当の金塊強奪に挑むクライムアクション。その攻防を航空機内をメインにド派手なアクショ…
フランスの大俳優カトリーヌ・ドヌーブ(80)が映画撮影のため現在、日本に滞在中で、来週の火曜日16日まで、群馬県・高崎市で映画撮影を行っているという(ただ、具体的な場所や日時は明かされていないよう。混乱を避けるため?)。 高崎市が4日に発表して…