2006-04-02から1日間の記事一覧
1970年代⑩「栄光のル・マン」カーレース映画の歴史的傑作。ドキュメンタリー色が強い。S・マックィーンのこの映画にかける意気込みは、相当なものであったと聞く。ドラマもあるが、主役は、車と静けさの中の車の音そのもの。 スティーブ・マックイーンは、ル…
1970年代⑨「仁義」 アラン・ドロン、イブ・モンタン、ジャン・マリア・ボロンテなど錚々たる俳優人総出演。特に、アラン・ドロンは、フランス暗黒映画(フイルム・ノワール)の頂点にあることを印象付けたのがこの「仁義」であったといっても過言ではない。 …
1970年代⑧「サテリコン」(「さて、離婚」ではないです!笑)映画でなければ表現できない、豪華絢爛の世界。おどろおどろしさの中の人間の狂気。 イタリアの代表的な監督、フェデリコ・フェリーニ(「甘い生活」「カビリアの夜」「81/2」)がローマ時代の市…
1970年代⑦「レッド・サン」 ”世界のミフネ”三船敏郎が出るのなら、ぜひ出たいといって参加したのが”世紀の二枚目”アラン・ドロン、”マンダム”おじさん・チャールズ・ブロンソン。3大・男の対決。これに、"007ボンド・ガール”ウルスラ・アンドレスとキャプシ…
1970年代⑥「フレンチ・コネクション」 カーアクションものでは「ブリット」(1969年)と並ぶ傑作。 1971年度のアカデミー賞で「作品賞」「監督賞」(ウイリアム・フリードキン)「主演男優賞」(ジーン・ハックマン)「脚色賞」「編集賞」など主要5部門を獲…
1970年代⑤「エルビス・オン・ステージ」 50年代以降の大シンガーということは、承知していても、とくにレコードを買って聞くというほうでもなかった。この1971年の「エルビス・オン・ステージ」を観るまでは・・・。 「エルビス・オン・ステージ」の衝撃は、…
印象的なドミニク・サンダの美しさ!1970年代④「悲しみの青春」 このタイトルを聞くたびに、主演女優のドミニク・サンダ(撮影時、20歳)のなんという気品のある美しさ(=写真)だったか、思い起こします。 イタリア映画で、ソフィア・ローレン、C.C.(クラ…
1970年代③「屋根の上のバイオリン弾き」「ウエストサイド物語」「サウンド・オブ・ミュージック」「マイ・フェア・レディ」などとともにミュージカルとして、個人的な好みランキングで上位に来る作品。ロングラン舞台を重ねたミュージカルの映画化。舞台で主…
1970年代②「アメリカングラフィティ」思い出の青春映画というと、まずはこの作品をあげたい。アメリカの60年代の雰囲気、ドライブインなどスケート靴を履いたウエイトレスなど、日本では見られない風景が印象的。(内容)舞台は1962年。カリフォルニア北部の…
1970年代の映画でお気に入りを順次紹介していきたい。①「ゴッドファーザー」トップバッターとしては、公開時、社会現象にもなり、普段劇場に行かない中高年層までも映画館に足を向けさせた「ゴッドファーザー」(1972年)を挙げたい。70年代のMyトップ5に入…